2011年3月1日
霧島高校で創立初めての卒業式が行われました
前日夕刻霧島入りし、学校でリハーサルした後、霧島市長宅で前夜祭。
新燃岳の風評被害で苦心しておられる中、
ファンクラブツアーの開催をみなさん本当に喜んでくださっていました。
ツアーで訪れる和気神社の藤祭り関係者のかたや、
霧島神宮の神主さんや、、、そして下段一番右の方が霧島高校の
校長先生の松薗先生
みどりどんに「校歌を作ってください」とお電話くださったかた
そしてたくさんのごちそうを作ってくださったのは(写真を撮る頃には
ファンクラブツアーの晩御飯はかっこさんの手作り郷土料理です
ほとんどいつもおひとりでさっささっさとごちそうをこさえます。
一週間くらい修行に通いたい
ほっこり美味しいごはんに癒されてください。期待しててね
お、いかんいかん。肝心の卒業式を・・・。
朝10時から始まった卒業式。
3年前に入学式で見た子供達があっという間に成長して立派に入場
するのを見ただけで、もう、みどりどんは胸いっぱいうれしか~
お隣は霧島市長、一番手前は初代教頭の山下先生で、
お祝いに駆けつけられました
校長先生や市長や来賓の方々の祝辞、子供達の送辞と答辞、どれも
本当に心がこもったお話で、特に答辞の卒業生が「もうこの学校へも
通えなくなり、友達とも会えなくなるかと思うと寂しい・・・」と泣き声になると
またまた私も泣けてきました。また、どのかたのお話にも、私の作った
校歌について触れてくださり、ありがたいと思うと同時に、その責任の
大きさに身の引きしまる思いでした。
そして最後、みどりどんからも歌のお祝い
横書きの校歌、新鮮でしょ
演奏後、壇上には下級生1,2年生の吹奏楽部の子供達が伴奏に並びました。
ラストの校歌は、壇上を降りてみんなと共に歌い始めると、
(え、マジ?!)と驚く生徒たち
「さ、ご父兄、関係者のみなさんもご一緒に!」と体育館を歩きまわり・・・
最後の校歌だから大声で
子供達もテレながら・・・
大人も子供も、大きな歌声が体育館にこだましました
みどりどんはどーこーだ?
退場のとき、133名の卒業生みんなと握手しました。
卒業式が少しでも霧島の明るい話題になればいいなぁ~と思いました
そして・・・・
おまたせしましたごはんです!!!職員室で来賓のみなさんと
いただいたのは、これも霧島高校そばの「霧島温泉駅」の手作り弁当。
その名も「ぽっぽや」
竹の皮に包まれたそぼくなお弁当ですが、これがまた美味しい
このおにぎりは・・・
温泉水で炊いているので、もち米のような感触と甘みがあります。
あわただしく1時すぎの飛行機で東京にトンボ帰りした1泊2日でしたが、
充実した時間でした。
印象深かったのは、子供達のしっかりした立ち振る舞いや言葉。
最近はなにかダラッとしたしまりのない式典をよく目にするのですが、
私の子供の頃の卒業式と似た、緊張感のある2時間でした。
私ですら前日珍しく緊張で眠れず、
当日も座ってる間中、胸が苦しくなるほど緊張していました。
祝辞の続く中、姿勢を乱さず私語ひとつなく聞く姿に、彼らの3年間を
想像できました。133名のほとんどの生徒が社会人として
旅立つのですが、とても頼もしく感じました。
あと、退場のとき、先頭を歩く男性教師のかたが、号泣しながら
歩く姿がすごく純粋で、よかったです
私も彼らと去年までの自分を卒業し、春の中新しい未来に歩いて
いこう、と思えた一日でした。
みんな、元気で旅立ってね。私のつくった校歌を歌ってくれた3年間に
深く感謝します。
ありがとう。そして、
「おめでとう!」