昨日思わぬ素敵な出会いがありました
シンセサイザーの風雲児、作曲の神様ともいえる、冨田勲さんに
千住さんのパーティーでお会いしたのです。
中学生の頃、クラスメイトからもらったカセットが『展覧会の絵』。
冨田勲さんがシンセサイザーを駆使し、ムソルグスキーのピアノ曲を
色彩鮮やかな素晴らしい世界によみがえらせた、すごいアルバムです。
鹿児島の田舎にはどこにもないサウンドに、もう私はぶったまげてしまって、
本当に感動したんです
そして次に冨田さんのデビュー作ともいえる『月の光』を聞きました。
私は小学校4年生のときにドヴュッシーの『月の光』をピアノの発表会で
弾いたのですが、このときの出会いが、
その後の自分の曲作りにも影響しているくらい、「月の光」が好きです。
冨田さんの「月の光」は映画「未知との遭遇」にも匹敵するくらいの
ファンタジーに満ち、本当に日本人の作品とは思えぬ穏やかでアンニュイで
かつ繊細な世界。
そして、このアルバムはアメリカのグラミー賞の候補にあげられるほど、
世界で絶賛されたものだった
ということは、全く知らない、中学生のみどりどんでした
(ううう、、、熱くなるみどりどん)
代表曲は数限りなくありますよ!
ネットで検索してみて。びっくらこきます。
で、そんな巨匠だし、もう御年も召しておられるだろうし、
まさかお会いできるとは思っていなかったのです。
そしたら千住さんの誕生会に来ていらしたの!
大学(慶応義塾)の先輩なんですって・・・すごいすごいめ、めまいが~
冨田さんは指揮者の大友直人さんご夫妻と尺八の藤原道山さんの間に
自然に着席されておりました。
みどりどんは自分の歌が終わった後、やっと意を決して
冨田さんのとこにいって
「私、中学校のときに冨田さんの『展覧会の絵』をきいて、
ほんとーーーーーに、感動したんです!ここで実際にお目にかかれれて
ほんとーに、
ほんとーに、
ほんとぉぉぉぉおおおおおに、
うれしいんですっ」
と告白しました。
冨田さんは最初めんくらっておられましたが、私の喜びに満ちた顔を見て
「ありがとうございます」とやさしく言ってくださいました。
握手してもらって、
だけどやっぱりもう一度勇気を出して
写真撮っていただきました。
千住さんの誕生会に行ってよかった~(コラッ)それはないよ~