さてさて今日は趣向を変えてみどりどんの故郷鹿児島の、
かごんま弁を学ぶ時間です~
西郷さん桜島メモ
鹿児島の人間なら老若男女誰でも口ずさめる
「茶碗虫の歌」というのがあるんだけど、
宮崎や熊本の人はどうなんだろう、てずっと気になっていました。
もしブログ見てる方に九州の人いらしたら
「知ってる」「知らない」のコメント寄せてねー手紙

この音源は高校の同窓生が教えてくれたものなんですが、
歌声がちょっとかわいすぎてかなりポップで、わかりやすいのが
逆にちょっとつまらないですよね。
私的にはもっとベタな本格的なものの歌のほうが面白いと思うんですけど。
「めごなどけ歩く虫じゃろかい」が一番難しいところかな?
一応解説を載せておきますね。

うんだもこら いけなもんな  →    まあ!どうしたのでしょう?!

あたいがどんの茶わんなんだ  →    わたしの家のお茶わんは、

日に日に三度もあるもんせば  →     毎日朝・昼・晩三度も洗えば

きれいなもんごわんさ    →     綺麗なものでございますよ。

茶わんについた虫じゃろかい  →  お茶わんについた虫のことでしょうか?

めごなどけあるく虫じゃろかい → 籠(かご)などを歩く虫のことでしょうか?

まこてげんねこっちゃ    →    本当に恥ずかしい事です。

わっはっはっ       →      わっはっはっ(照れ笑い)


鹿児島弁はおもしろいもの多いです。
中国語で「両」を「リャン」と読みますが、
鹿児島では「両棒餅」と書いて「じゃんぼもち」と読むとか、
韓国語で「テゲ」は「大概に:大体で」という「アバウト」に近い
意味なんですけど、
鹿児島弁では同じような「大まかな:大雑把な」という
意味のことを「てげてげ」と言うんです。
距離的に近い国同士、影響受けているのかな、と思ったり。
みなさんの地方でもおもしろい歌を見つけたら教えてくださいね~ニコニコ