こんばんわ。
伊勢神宮の神宮会館メールマガジンを入手したので
一部をご紹介いたします。
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＊＊＊＊＊＊ 目 次 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
■神宮会館 伊勢だより…アワビ
■神宮(神道)まめ知識…御神酒
（略）
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■神宮会館 伊勢だより・・・アワビ
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アワビは伊勢志摩の名産品の1つです。
この地方では「妊婦が食べると目が綺麗で健康な子が生まれる」という
言い伝えがあるほど、古くから愛されています。
神宮では2000年前に倭姫命が志摩の国を巡られていた時、志摩の国崎(くざき)
を鰒(あわび)の御贄処(みにえどころ)に定めたと伝えられています。
慶事の贈答品に添える熨斗にも本来アワビが使われており、それを「熨斗鰒」
といいますが現在でも昔の手振りそのままに、熨斗鰒を身取鰒(みとりあわび)・
玉貫鰒(たまぬきあわび)に調製して、6月と12月の月次祭、10月の神嘗祭
で神宮に奉納します。
神宮会館の売店にて本物のアワビを使った熨斗袋(1,000円・税込)が
ございますので、大切な方へのご進物などに使われてみてはいかがでしょうか。
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■神宮(神道)まめ知識・・・御神酒
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神宮では一年365日、朝夕の二度天照大御神に御饌をお供えする日別朝夕大御饌祭
(ひごとあさゆうおおみけさい)が行われます。
この祭典は、外宮の御饌殿(みけでん)にて行われ、御飯三盛、鰹節、魚、海草
野菜、果物、御塩、御水、御酒三献(清酒)がお供えされます。
お酒は「御神酒(おみき)」と呼ばれ、神宮では白酒（しろき）黒酒（くろき）
醴酒（れいしゅ）清酒と４種あり、「白・黒・醴・清(しろ・くろ・れい・せい)」
と呼ばれています。
白酒は、神田でとれたお米で醸造した原酒をそのまま濾(こ)してつくられた
いわゆる濁酒(どぶろく)です。
黒酒は、白酒に草根を焼灰にして加え灰色に着色したものです。
醴酒は、一夜酒（ひとよざけ）ともいわれ、甘酒の素のように米粒がブツブツ
していて、飲むのではなく御箸を用いてかわらけに盛る酒です。
清酒は、歴史も新しく、神宮では醸造できないので兵庫県西宮市の灘にある
白鷹で謹醸されています。
4種の御神酒は五大祭でのみお供えをされます。
お酒の原料であるお米は大御神様の御恵で、日本では古来より必ずお酒が
供えられてきました。
皆様も各ご家庭で神棚に御神酒をお供えし、日々のご健康をお祈りされては
いかがでしょうか。
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