【瀧原宮】(三重県)
伊勢神宮内宮別宮
元伊勢の一つ
社殿の向かい側に川が流れていて、常に川のせせらぎが聞こえる。
内宮、外宮からは少し離れた距離にあるので、ここに行こうという意思が
ないと特に日の短い冬場は伊勢神宮のついでにというのでは
参拝が難しいのではなかろうか。
杜の氣は清々しい。
が、社務所の職員は対応があまりうまいほうではない。
御朱印は日付だけ書いて、あとは印鑑のみで、値段は決めてないらしいので
200円か300円程度払えばいいだろう。
倭姫はこの山奥まで船で川をさかのぼって到達したということなのだろうか。
三重県の元伊勢には必ず近くに川が流れているように思う。
今後の留意事項としたい。
神鏡は清浄なる場を求めて旅していたのであろうか。
すべての虚飾は剥いだ清浄なる社(やしろ)の神域というのが感想である。
せっかくなのであまり人の多くないときに来て清浄な気配を感じたいところだ。
あとから知ったのだが、下流6キロの地に宮川を渡れずに困っていた倭姫を助けた
真奈胡神(まなごのかみ)を祀った多岐原 (たきはら) 神社があるらしい。