子宮頸がん検診キャンペーンは、子宮頸がんワクチンを売り込むために、

綿密に計画された陰謀です。


(1)20-30代の検診を増やす

(2)検診によって、上皮内癌が激増する

(3)がん患者が増えたと喧伝し、不安をあおる

(4)検診受診者がさらに増え、ますます不安が大きくなる

(5)そこで、若い人の不安を解消しますとして、本命のワクチンを売り込む


近年の製薬会社のやり方は、

最初に、病気喧伝(けんでん)によって、一般人に病気を認知させ不安に陥れ、

その不安につけ込んで、薬や検査を売り込むマーケティング手法が主流です。


治療ありきではなく、薬ありきで、薬の消費のために都合よく病気を売り込むのです。



子宮頸がん検診は、以前は40代以上(出産後)の女性が対象でした。

そして、外国では過剰診断(不妊の不利益)の問題から、

20代へ積極推奨しない国が多いことは、以前の記事で書いた通りです。



では、なぜ最近になって20代へ積極的に検診させるようになったのか?

有力な施策の根拠の一つが、

GSK(グラクソスミスクライン:サーバリックスのメーカー)が、

資金を提供して行われた調査報告です。


子宮頸がん検診に関する 調査報告書

(主な調査主体は、今野良氏と、朝日エル)


http://www.cczeropro.jp/kenshin/result_data.html

http://www.cczeropro.jp/kenshin/img/result/result.pdf



ミスリードさせる恣意的なアンケート項目で、

検診の不利益を隠して、利益だけを誇張することで、

女性の認知が広まれば、検診受診者が増えると報告したのです。



ここで、検診とワクチンの関係について説明します。


検診を受けることで、見かけ上の子宮頸がん罹患者(上皮内癌含む)は、

大幅に増加することが古くから知られています。


1989年のスウェーデンの疫学データを解析した論文では、

検診導入により、非浸潤癌が激増するが、

検診で発見した癌の多くは進行しないものと言われています。


British Journal of Cancer (1989) 60, 132–141

Natural history of cervical neoplasia: consistent results obtained by an identification technique


http://www.nature.com/bjc/journal/v60/n1/pdf/bjc1989236a.pdf





近藤誠氏が、「子宮頸がん検診で発見された癌の99%はがんもどき」と主張する根拠の一つです。



そして、日本の20代、30代に検診を売り込むことで、

狙い通りに、上皮内癌(高度異形成、CIN3)の患者が激増しました。



そこで、さらに、若い世代にがんが増えていると追い打ちをかけ不安を増幅させ、

ワクチン接種へ誘導することに成功したのです。



ワクチン批判において、安易に、「検診で十分」と主張される方も多いのですが、

検診とワクチンはマッチポンプ、両方セットで彼らが押し付けしたものです。


今後のワクチン被害拡大を防ぐとともに、

検診による被害(過剰診断、不妊、流産、早産)を防ぐために、

検診の不利益はぜひとも知って欲しい情報です。


拡散は大歓迎です。


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