1本100点は出せるものも2本揃える事は中々出来ずにいる鈴木杏奈ちゃん。

今回も2本揃える事は叶わず、U-18最強王者の座を元永航太君に譲る形となりました。




音97安99表97リ97VL97 計487 100点

予選は裏加点を上手く取って100点返しをして決勝に進めました。

A Song for××は筆者も多少歌った事がある曲で、浜崎あゆみ楽曲の中では最も好きな曲です。

筆者の感触としては安定性が取りやすく、音程さえ問題なければ100点を取るのはそこまで難しい曲ではないと思います。

最近この曲を歌っていないのですが、歌っていた当時はどうしても音程が取れないパートがあり、赤連発で金が出ればラッキーという状態だったので素点100は諦めました。

杏奈ちゃんはそのパートを基本金で凌ぎ、他の音程が取りやすい区間で取りこぼす事なく歌い切ったために音程97%を記録しました。

今回も高い安定性を発揮した杏奈ちゃんが安定が強くなったのはビブをB-3メインにしてからです。

今回もB-3判定となっています。

最近の判明分だと

横須賀ストーリー(2016年9月)はB-3で安定99

恋心(2016年年間チャンピオン大会予選)はC-3で安定100

あゝ無情(2016年11月予選)はB-3で安定100

White Love(2016年11月決勝)はC-2で安定97

原曲の浜崎あゆみは比較的ビブが深い歌手ですので、ビブを深くしても違和感がない曲が多いですが、今回の曲はデビューアルバムですのでビブがまだ浅い段階の楽曲です。

J-POP曲を女性がB-3だとかなり深いビブの印象を与えてしまうので、杏奈ちゃんの課題はカラバト登場時のようなB-2ビブでありながらしっかり安定性も確保する事かもしれません。

決勝では大好きな曲で勝負という事でしたが結果は100点まで届きませんでした。

推定チャートは
音96安100表98リ95VL96 計485 99.749点

リズム欠けしてしまい、リズムが99であればギリギリ100点まで届いたと思われます。

従って489で素点100ですので予選よりも裏加点は落ちてしまいました。

どうしても歌いたい曲だったと思われるので、練習段階で裏加点が若干落ちていたのかもしれませんが、杏奈ちゃんもやや裏加点に不安定なところがあります。

今回は487と489でしたが、年間チャンピオン大会決勝では487で99.575でしたので大きく裏加点に欠けていました。

杏奈ちゃんが100点を2本揃えてくるためには487で100点が出るレベルの裏を安定して出す事も必要だと思われます。

今回、触れておかないといけないのは優勝していない杏奈ちゃんが異例のフル動画が公開された事です。

誰しも、カラバト制作陣は杏奈ちゃんを推していると感じたと思います。

筆者もカラバト制作陣は杏奈ちゃんをプッシュしているという事を感じを受けます。

フル動画の件もそうですが、もう一つ杏奈ちゃんプッシュを裏付けるものがありました。

予選最終歌唱の中原櫻乃ちゃんは100点レポートではありませんでした。

櫻乃ちゃんの推定音程は95%です(画像がやや見辛いので94%の可能性もあります)。

音程95%の場合、音程ボーナスが必ず0.8点以上つきます。

99.246点だった櫻乃ちゃんは確実にボーナス100点には達します。

しかし、100点レポートが出ていないので上限設定を設けています。

櫻乃ちゃんはロング欠けからの安定欠けを起こしてあの点数(95%477で99.246点)ですので、100点を狙える力は十分ありました。

恐らくリハーサルでは100点かそれに近い点数が出ていたと思われます。

従って、番組のトリを杏奈ちゃんに歌わせるべく、櫻乃ちゃんには上限設定を設けて100点を出させないようにしていました。

今回の決勝は、一人ずつの得点発表ですから、杏奈ちゃんが最後か櫻乃ちゃんが最後かでは知名度に大きく差があるため、視聴率に影響を及ぼすと判断したのでしょう。

ちなみに、小豆澤君には100点レポートが出ていましたので小豆澤君が100点を出すには問題なかったようです。

それもそのはずです。

カラバトスタッフ陣は男子の中では小豆澤君が最もお気に入りだからです。

年間チャンピオン大会では出場権を取れなかったはずなのに出場となり、最近のU-18大会では女子強豪とは同じブロックに入らず、決勝に進めるようにお膳立てしてもらっています。

U-18推しのカラバトですが、その中でも男子は小豆澤英輝君、女子は鈴木杏奈ちゃんを推しているように感じます。