都道府県対抗歌うま王決定戦は、岡山県代表の植木茉優・実優姉妹が予選100点、決勝98.372点で優勝しました。

物議を醸し出した予選100点のチャートを見て行きましょう

 



音93安97表94リ91VL99 計474 100点

この表チャートだと精密採点DX-Gであれば留里ちゃんレベルの裏が非常に強い人で何とか99点に乗るかな?という表チャートです(リズム補正93%478相当)

ほとんどの出場者であれば98点台以下で終わる表チャートですが、精密採点DXデュエットの甘い採点基準で100点となりました。

植木姉妹が留里ちゃん並の裏加点力を持っているとは到底思えないので、やはり1点以上は精密採点DXデュエットの方が点数が出やすく、筆者の1回の実験では1.2点以上点数が高く出るという感触はありますが、筆者の実験が若干裏が欠けている可能性もあるので(裏が非常に出にくいタイプの曲で実験したため)、1.5点ほど点数のかさ上げがある可能性もありそうです。

となると問題は決勝の点数です。

決勝は98.372点で優勝しましたが、これはデュエット採点によるものなので、精密採点DX-Gと同じ採点基準ならば97点に届いたかどうかのレベルで優勝はおろか3位相当になります。

今回は、精密採点DXデュエットの点数があまりにも出過ぎる特性が知れ渡っていなかったので仕方ないですが、精密採点DX-Gと精密採点DXデュエットを同じ土俵で戦わせるのはあまりにも不公平ですので今後精密採点DXデュエットの使用は禁止してもらいたいです。

植木姉妹は同じ岡山県出身なので応援したいのは山々ですが、公平性に著しく欠けるというのが明らかになった以上年間チャンピオン大会の出場は見送って欲しいと思います。

どうしても番組側が精密採点DXデュエットを使用したい場合は、デュエットだけの大会で、かつ精密採点DXデュエットは精密採点DX-Gとは採点基準が違い、点数が出やすい事を明示する必要があると思います。

それが出来なければ精密採点DXデュエットはお蔵入りです。