ダウン症児Dくんの事件簿② | カランコエの花束〜様々な障がいと環境に向き合う〜

カランコエの花束〜様々な障がいと環境に向き合う〜

日中一時支援のお仕事を十年以上勤務した私が体験した事、思った事など。障がいがあるお子様の保護者の方や、施設スタッフさんの参考にされば少しでもなれたら良いなぁと思い書かせていただきます。
2021年1月より「障がい児育児相談所 カランコエの花束」を開所しました

 

 

続きですルンルン

 

夕方になるとDくんのお母様から電話がありました

 

「お騒がせしました。見つかりました」

 

どこで見つかったか聞いてみると

 

!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

車で30分くらいかかる

お父様の仕事場に居たそうです

 

そう

 

Dくんは自転車でそこに到着したのです

 

目!!

 

道は以前行ったことがあったから

 

覚えていたと

 

体力

 

記憶力

 

共に驚き!!

 

道も大きい道路だったので

 

危険注意

 

事故に合わなくて本当によかったアセアセアセアセ

 

電話口のお母様は

 

焦燥してましたショボーン

 

Dくんのお母様は

 

時々精神的に不安定になってしまい

 

「私の育て方が悪いから」

 

と考えてしまうことがあります

 

今回の事件でも

 

自由に育てたいと言う意思と

 

周りに迷惑をかけたくない意思

 

この二つで悩んでいました

 

 

今回の件

 

私たちは心配はしましたが

 

迷惑とは思っていません!!

 

自分でそれだけの距離

 

自転車で移動できる事は

 

すごい事だと思います

 

なので禁止にする事はないと思います

 

でも

 

自由にもルールが必要です

 

ルールを決めて

 

それを守る練習が必要なだけ

 

簡単なことではありません

 

ましてや

 

Dくんのお母様は

 

Dくんに負い目を感じて

 

注意することに躊躇してしまいます

 

しかし注意

 

Dくんの命を守るためには

 

必要なことなのです

 

Dくんのお母様は

 

とても真面目です

 

だから、

 

何か起きてしまったら

 

とても落ち込んでしまい

 

自分を責めてしまいますショボーン

 

 

 

大丈夫ですよ

お母様はとても頑張っていますキラキラ

今回は上手くいかなかっただけ

Dくんは出来ることもいっぱいありますよキラキラ

 

そこに気付いて

 

もう少しお母様に自信がつくことを

 

祈るばかりの出来事でした