皆様、今晩は。

 

私には二人の母がいます。

 

1人は私を産んでくれた母。

 

もう1人は私を育ててくれた

戸籍上は母ですが、祖母。

 

18歳になるまで、そんなことも

知らずに生きて来ました。

 

 

 

 

 

 

でも、知らされた時も、それ程

驚きもせず、他人ごとのように

誰にでも事情があるのだから

仕方ないと思っただけでした。

 

祖母が母だと思っていたので、

一緒に暮らしたこともない母に

愛情を感じたことが無かった私。

 

でも、母の病気が治った時など、

何度か温泉へ連れて行ったり、

それなりの付き合いはしていた

ものの、母が亡くなる時に私は

40度の高熱にうなされており、

死に目にすら会えませんでした。

 

私を産んですぐ家を出た母とは

生まれた時も、母が旅立つ時も

縁が無かった訳ですが、半年後、

永年苦しんで来た持病が悪化し、

私自身も死と隣り合わせとなり、

手術があと少し遅れていたなら

私もこの世にはいなかった筈で、

祖母の面倒も見れずに、後悔の

念を抱きながら、皆を悲しませ、

死に絶えていたことでしょうおばけくん

 

その時、私は母が守ってくれた

ような気がして、初めて母との

縁というものを感じたのでした。

 

縁が薄かった私たち母と娘に

神様が見かねて、愛を授けて

くださったのではないかと思い、

後から後から涙が溢れ出ました。

 

 

 

 

 

 

28年前の今日、母が亡くなり、

27年前の3月、私の命が助かり、

それ以降、雷に打たれても(笑)

死なないほど丈夫になったのは

母のお陰だと思っていますハート

 

そして、母の母でもある祖母を

私も自分の母として、代わりに

最期まで大事に看取れたことを

誇りとして生きている私です照れ

 

お母さんと呼んだこともない

縁の薄い母でしたが、この命が

あるのは間違いなく母のお陰で、

母が他界する時に、私の災厄を

全て一緒に持って行ってくれた、

そう信じ、今も感謝しています。

 

「文化の日」が命日となった

母の為にも、人の心を向上させ、

癒やせる作品づくりをこの先も

続けて行こうと思っております。

 

お母さん、あなたから頂いた

命を大切に頑張りますアップ!(^^)!

 

どうぞ見守っていてくださいね。