
まだ道具があまりそろっていない頃に彫った達磨の根付。
現在は大きいヤスリでガシガシ成形したり、自作の刃物で細かい部分を
彫っているのですが、この頃は使い勝手の悪いノコギリと木彫り用の
普通の彫刻刀のみでした。
色々作って色々な人に見てもらってわかったのですが、こういう「達磨」って、
つくづく女性ウケが悪いです。
一緒に見せた小さい丸鼠の緒締めに対して「わ~、かわいい」で、
この達磨にはノーリアクション、という光景を何度も見てきましたw
12月12日のクリマでは、男性のお客さんがもう1個の達磨と見比べて
しばらく迷った末、出来のいい方を買っていただけました。
このブログでは私の自作根付だけでなく、少しずつ集めている根付も
紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのは、大須の骨董市で入手した、私のコレクションの中で
一番古い根付です。
お値段もお手頃で、毛彫りの細かさも気に入って即購入しました。
↓尻尾の毛づくろいをしている意匠です。
↓購入時には目がなかったので、黒檀を削って黒目を作り、象嵌しました。

↓背中部分は別パーツで穴をふさいであり、継ぎ目が目立たないように
まだら模様にしてあります。
ヤフオクなどでも同じデザインのものをよく見かけるので、幕末から明治にかけて、
大量生産されたもののようです。
(だからこそ、安価で購入できたわけですが)
根付の専門書に掲載されているような名品に比べると見劣りしてしまいますが、
やはり古根付は、いいものです。
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