久しぶりにリアタイしました。

もう泣けて泣けてだめでした。。

このドラマは誰が犯人かよりも誰が“最愛”かに重きを置いたドラマでした。

居場所かぁ。。

全10話を通してとても良いドラマでしたが特に8話が私にとってすごく響いた回でした。

隣で眠る娘を撫でながらまた泣けました。

色々思うところがあるので改めてブログに書けたら記事にしたいと思います。

今日は最愛の余韻に浸ります。




🌼追記🌼


ここからネタバレ含みます。まだドラマ未視聴の方はご注意下さい。



最終回冒頭部分、先週からのミスリードでえっ!なになに?と動揺しましたがそうか、そういうことだったのかと分かり始め、それまでバラバラだったピースがひとつずつ合わさるように結末へと向います。15年前の事件とも繋がっていたんだね。


全ては加瀬さんの献身。。

加瀬さんの想いは私の想像をはるかに超えていました。梨央を恋愛対象として見ているようなシーンはこれまでひとつも無かったし、そんな感情なんて彼には必要なかった。最初、加瀬さんにとっての“最愛”は梨央一人だと思って観ていましたが自分の犠牲を払ってでも守りたかったのは家族=梨央と優の未来でした。見返りさえも求めなかったのは彼の居場所は二人がいたあの場所であり、二人と同じ夢を見ることが彼の全てだった。


不慮の事故で亡くなってしまった橘さんが伝えたかった気持ち…

“私は必要とされてるって 

誰かの役に立ってるって実感がほしいんです”

この想いは過去の加瀬さんの声でもありますよね。

“社長はあなたが考えるほど幸せではありません 何も手に…”

彼が土下座をして懇願するこのシーンを思い出すだけで私は涙が止まらないんです。

ずっとそばで梨央を見てきた加瀬さんのこの言葉がね、どれほど重いかと考えただけで切なくて。。あぁ、加瀬さんは初めて犯罪に手を貸したあの日からきっと自らの手で梨央を抱きしめることは諦めたのだと。ただただ彼の最もたる愛の深さに私は圧倒されました。


“こんな幸せな日はないよ”と夢が叶ったことを喜ぶ梨央と優、涙でいっぱいの大輝、そして最愛の二人のそばから消える加瀬。この対比にまた泣きました。

人生はとても残酷です。だから美しく見えるのかもしれません。


ドラマの中で梨央が身につけていたアクセサリー、カルティエのトリニティリングもTASAKIのバランスネオリングもどちらも3つが重なっているんですよね。

これは私の想像に過ぎませんが梨央・優・加瀬であったり、梨央・大輝・優や梨央・優・父、加瀬・後藤・梓とそれぞれが守りたかった、助けたかった相手への“愛”がなんだかメッセージとして隠れているようで見入ってしまいました。



心友のてっちゃんさんが私の視点とはまた違った角度からこのドラマを振り返ってくれています。

とても深く考察されていて素晴らしいレビューですのでこちらも読んでいただけたら幸いです♡

  


ここが地獄でも天国
バカになるほど君に夢中

加瀬さんの人生の針は梨央の家族によって狂わされたけれどきっと彼は幸せだったんだと思います。
それがけして正しくないと分かっていてもいつかまた一緒に笑い合える日をと願わずにはいられないドラマでした。

 

 

最後に私の2021年ドラマレビューを振り返ると春は『あのときキスしておけば』に始まり、冬は『最愛』に終わりました。

井浦新さんへ最大級の拍手を送りたいです。ほんとうにありがとうございましたキラキラ