4月13日から始まった少女時代 テヨンのJAPAN 1st tour 『Signal』が5月10日までの公演を終え、6回公演を終えました。元々は、5月10日のNHKホールが最終日でしたが、大盛況により、東京国際フォーラムでの追加公演が決まり、セミファイナルが終了した形になりました。



ツアー初日の福岡サンパレスから、早1ヶ月が経ちJAPAN 1stミニアルバム 「VOICE」に収録されている全6曲も、ファンの方には届いている状態になっています。5月10日の21時には、タイトル曲である「VOICE」のMVが、YouTubeのSMTOWNチャンネルを通して公開され、5月13日にはApple Musicを通して、「VOICE」に収録の「VOICE」、「I Found You」、「HORIZON」、「Vanilla」、「TURNT AND BURNT」、「SIGNAL」の全6曲が先行公開となり、着々と5月31日のツアー最終日へと準備が整ってきた状態になっています。
最初の福岡公演では、セットリストの全21曲中、6曲が新曲という事もあり新鮮味のある楽しみ方だったのに比べて、回を増す事に少しずつ理解が納得へと変わり、今は共感へと変わってきました。
7回の公演を、色んな視線から色んな楽しみ方をできる状態になった今、残るは最終日の東京国際フォーラムでの公演のみになりました。

4月13日の福岡公演では、正直、まだ準備が万端とはいかなかったテヨンさんの調子。21曲中、10曲が日本語の曲という事もあり、たくさんの葛藤があったのではないだろうかと思います。福岡の会場自体、日本コンサート特有の重たいムードがどこか漂っていたようでした。ですが、テヨンさんの歌唱力は勿論のこと、臨機応変な対応と、テヨンさんらしい愛嬌のあるMCがすごく会場を沸かせていました。

4月22日の2日目、4月23日の3日目と続いた大阪公演では、私自身の感覚ですが紛れもなく終始ベストパフォーマンスだったと感じました。会場の雰囲気、音響、証明、ファンの歓声、そしてなによりテヨンさん自身のコンディション。中々これほどまでの公演が続く事は無い事だと思いました。
1回目からの改善点や修正点は目に見えるほど大きく変わり、全くと言っていいほど些細なミスまで全くなく、ノーミスで、最高のコンサートでした。
テヨンさん自身、「なにか大阪は他とは違いますね」とコメントしていました。あの場にいた全ての方が大阪のみで味わえた特別な感覚があったのではないだろうかと思います。それほどまでに、完璧なステージは昨年のショーケースツアーを考えても、今回の大阪が初めてだったと感じています。
昨年のショーケースツアーでは、6月29日が最終日だった大阪公演が、今回は2日目と3日目に並び、2番目の会場になりました。昨年のショーケースツアーでは、あまりにも悲しく寂しい、涙無しでは見られなかったコンサートでした。MCで、テヨンさんはこうコメントされています。

「スタッフの方たちに、『昨年の大阪の印象に残っているシーンは?』と尋ねると、マネージャーさんがこんな事を言っていました。

去年の大阪は、一番涙を流した公演

と言っていました。昨年は…色んな感情が溢れてそうゆう時間があったんだと思います。だから、去年の大阪は悲しく終わってしまった分、今年は皆さんに、楽しい印象の強いコンサートの思い出を持って帰ってほしいなと思います。」

昨年のショーケースツアーで、私が忘れるに忘れることのできない。シーンがありました。
涙無しでは見る事も聞く事もできなかったあの空間は、今でも鮮明に覚えています。少しの不安がありました。昨年の大阪での印象はそれほど、テヨンさんにとってもスタッフさんにとってもファンの皆さんにとっても、しっかりと刻まれているからです…。
ですが、テヨンさんのおっしゃっていた通りになりました!悲しさよりも遥かに楽しい思い出ができ、また新たなテヨンさんの歴史が塗り替えられた瞬間だったのではないだろうかと感じています。
テヨンさんが3日目の最後のMCで「大阪にはまた必ず良いステージと良い歌を持って、戻ってきたいと思います。今日皆さん、本当にありがとうございました!」とまるで、最終日のコメントのように、正直なテヨンさんのメッセージが込められていたと思います。

4月27日の4日目に行われた会場は名古屋でした。
昨年同様真ん中の公演になった名古屋公演、私も朝1番から会場に向かい、最後の最後、誰も会場からいなくなるまで名古屋をドップリと浸かりました。
名古屋公演では、テヨンさんの我慢強さがとても見えた公演だったように感じました。音響とテヨンさんとで少しコンタクトが取れぬ状態が続いていたようでした。この1年半のテヨンさんならば、舞台上であっても、舞台袖に合図を送ったり、曲中にマイクに向かって言葉で発信をするほど、敏感な部分でしたが、名古屋公演は顔1つ変えず、テヨンさんの力強い歌声で公演を走り切りました。
その日に受けた印象を、たくさんのファンの方に伺わせていただきましたが、皆さんそれぞれの思い入れのシーンがあるようで、とても勉強になりました。
そして、名古屋公演は今回のツアーの折り返しという事もあり、新曲の6曲をほとんどの方が知っているような様子でした。終演後、「テヨンさんの新曲の中であなたが思う一番はどれ?」というアンケートも取らせていただき、たくさんの方の意見を聞かせて頂くことができ、とても素敵な時間になりました。

※その時の動画はこちら。↓







そして、5日目の5月9日、6日目の5月10日と大阪同様、2回公演となった東京のNHKホール公演。
昨年の東京公演同様に、NHKホールにての開催となった今回の東京公演。元は、6日目の5月10日が最終日の予定でしたが、追加公演の決定で繰り上がりました。
名古屋公演から10日以上、時間が空いて、ファンのテヨンさんを見たい欲はマックスでした。9日の公演でのテヨンさんはというと、少し強張った表情でした。しかし、登場と共に会場の歓声が鳴り響き、テヨンさんも思わず笑みをこぼしました。
そこからは尻上がりにテヨンさんの歌声を披露。ノリノリのテヨンさんにファンも同じくノリノリで、伸びのある声を聞いては鳥肌が立ち、全力で楽しんだという1日でした。中でも印象的に残ったのは、2017年発表のSHINeeテミンさんの主演ドラマ 「ファイナルライフ」の主題歌である 「Rescue Me」は、今回のツアーで一番素晴らしい出来だったように思います。ものすごく難しい高音が続くこの曲を、完全に消化したテヨンさんは、紛れもなく完璧でした。

そして、10日の6日目の公演。前日の9日の公演と同じく少し強張った表情で、舞台に上がったテヨンさん、昨年の東京公演から東京のスタートはあまり表情が良くありませんでした。東京はやはり相当な緊張感があるようです。ですが、もちろん前日同様、ファンはそんなテヨンさんを見た瞬間に舞い上がり、会場は大盛り上がり。
そして、私の今回の公演で、一番印象的だった曲が、今回のツアーで、2曲目に披露した「Stay」でした。
昨年のショーケースツアーで発表された、テヨン JAPAN 1st シングルで発表した「Stay」は、昨年のショーケースツアーで4回、そして昨年のSMTOWN大阪で3回、同じく昨年の2018年10月韓国での'sコンサートでの2回、そして今回のツアーと、全ての「Stay」を聴いてきましたが、私自身、今までテヨンさんは、この曲がとても苦手だったように思います。リズム感や歌詞にうまく感情移入ができずに、歌詞を間違えるミスはほとんどの公演でありました。それほど、テヨンさん自身にとっては鬼門の曲と言えるでしょう。完璧な「Stay」は恐らく、ライブでは今まで一度もなかったと言えると思います。
ですが、今回は違いました。テヨンさんの綺麗な歌声、伸びのあるビブラート、引き込まれるようなテクニック。そしてしっかりと感情のこもった今回の「Stay」は紛れもなく完璧なステージでした。そして、「I」です。
今回のツアーでは最後の最後に持ってきているこの「I」は、2015年テヨンさんのソロデビュー曲である、とても貴重な曲です。それと同時に、とても難しい曲であります。
私が今まで聞いた「I」の中で、一番素晴らしい「I」でした。まるで、デビュー当時のあの時のように、あまりにも完璧な歌い上げに、正直ゾクっとしました。
同じ人間とは思えない、歌唱力と舞台演出で舞い上がった銀テープによって、本当にありえないものを見てしまったかのような瞬間でした。

とても素敵な福岡からのツアーシグナルも、残すところ31日の追加公演のみとなりました。
毎公演違うテヨンさんの姿も、31日には最後です。
3月に韓国で行われたアンコールコンサートで、テヨンさんがこんな事をおっしゃっていました。

今回のツアーは、自分の中でも何か違うものがありました。観客の皆さんやバンドの雰囲気、そして演出や衣装、セットリスト。それはもちろんでしたが、なにより私のコンディションでした。
私は毎公演、違う私が出てくると思っています。だから、なにか寂しく悲しいです。このテヨンとお別れして、また次のテヨンに変わらなくてはなりません。
次のテヨンも、もっと新しいステキな姿でいたいと思います。

アンコールコンサートから、短スパンで開催された今回のJAPANツアーでしたが、このツアーも最後を残すのみ。
あとは、テヨンさんの言う「毎公演違うテヨン」の集大成を見る事が5月31日の東京国際フォーラムに来るファンの皆さんに、残された仕事です。

昨年の悲しい記憶の漂うショーケースツアーから一転、華やかで、輝かしいステージが続くツアー「Signal」ですが、どこかテヨンさんはまだ、なにかを伝えずにいる様子が見えます。
最後の最後、テヨンさんは一体なにを語るのか…そして、テヨンさんは今、どうゆう風にこの現状を捉えているのか。悲しさや寂しさはテヨンさんの、ステキな魅力の1つです。なので、私は一体どんな事を言い、そしてどんな最後を迎えても、テヨンさんの作品の1つに立ち上げたという事に意味があると思っています。

まだ大変な環境だと言えば、そうだと思います。
ファンの皆さんが思っているよりも、もしかすると、テヨンさんにとっては、5月31日の公演は、とてもとても大きな試練で、そしてとても大切な瞬間である気がします。