妊娠30週で入院した当初は
「そこまでたどり着けないかも」
「それより早く産むのかも」
と、覚悟していた私ですが
生産期と呼ばれる37週目まで
妊娠を継続することが出来ました。
ここまでたどり着けたのは
病院の先生や助産師さんと、
息子自身の頑張りのおかげです!
本当に感謝してもしきれない。。。
ここまでくれば、
もういつ産まれても怖くない!
色々と不安や心配事は
まだありますが、
最も心配だった早産の可能性は
なくなったので、ひと安心。
生産期に入ったことで
主治医の先生と計画分娩の相談を
することになりました。
先生「誘発で行おうと考えています」
赤ちゃんの体重が
37週目になっても2000g前後のままで
帝王切開の可能性も心配してましたが、
主治医の先生は普通分娩で
大丈夫と言ってくれました。
そして、陣痛促進剤を使った
誘発分娩という方法をとることに…。
私「分かりました。お願いします!誘発分娩って、その日に産まれるってことですか?」
先生「いつ産まれるかは妊婦さんによって個人差があります。辛口さんの場合は初産で、赤ちゃんも小さいから時間がかかるかも」
私「時間がかかるってどれぐらい?」
私は不勉強で
あまり知らなかったんですが、
陣痛促進剤を使えば
すぐに陣痛が来て出産できるものではない様子。
先生「2~3日とか、・・・陣痛がのってこなければ、1週間以上の人もいるね」
私「ええっ?!」
先生「陣痛がきても赤ちゃんが下りてこなくて長時間になる場合もあるよ。そういう場合は心拍が下がって危険だから帝王切開に切り替わります」
私「・・・・・・」
1週間以上という
途方もない時間の長さに
呆然としてしまいました。
また、ここまできて
まだ最後まで帝王切開の危険が
あるということも・・・。
本当に出産って予測不可能で
命がけなんだと
あらためて実感。
先生「臍帯も巻き付いたままだし、帝王切開の可能性は高いです。念のため、普通分娩と帝王切開のどっちになっても大丈夫なように準備しておきましょう」
帝王切開になれば、
普通分娩では不要な準備物が発生します。
腹帯や、浮腫み防止靴下など…
病院側だけでなく、患者側も準備しておく必要があるからです。
私「・・・分かりました、お産の手引きを読んで準備しておきます」
先生「あと、事前に帝王切開の承諾書等も渡しておくのでサインしておいてください」
手術に関する危険性や
諸々の資料等、
一緒に渡されて説明を受けました。
※(私はハイリスク出産になるため
他にも色々と説明がありましたが
ここでは省略します。)
先生「で、日にちなんだけど、年末に差し掛かるので少し先になります」
というのも、
私が37週0日を迎えたのが
12月25日でした。
大学病院も年末年始は
27日までが通常通りで、
28日から4日がお休みのため
通常とはスケジュールが変わり
当直医の先生だけしか基本的にいません。
先生「肺の形成異常もあるし、NICUとの連携も必要なお産になるので、人員が揃ってる時に予定したいと考えてます。年明けすぐの誘発分娩にしましょう。その方が少しでも週数が進むので、誘発もしやすくなるだろうし」
ということで、
年始明けの5日(日)から
誘発剤を投入→陣痛待ちをすることになりました。
・・・が!しかし!!
うちの息子は、ことごとく
主治医の先生や、助産師さん
親である私と旦那さんの予想を超えて誕生します。。。
詳しくは、次回に続きます。