わたしは、凡人である。

わたしは、容姿に恵まれなかった。

わたしは、家族にも恵まれなかった。


しかし、このすべてをなんなく手に入れている人はたくさんいる。


水嶋ヒロもそうだが、三物でも四物でも手に入れている人は案外いるだろう。

しかし、彼やこの手に入れている人たちがそれなりに努力していることも知っている。


わたしは、このような三物でも四物でも手に入れている人々といっしょに仕事をしてきたからよくわかる。


水嶋ヒロさんは出版業界を潤す「金のなる木」
■取次業者からもすでに問い合わせ  人気俳優の座を捨て作家活動転身のため芸能界を引退した、水嶋ヒロさ..........≪続きを読む≫





先日、1位を取ることができる才能の話にもつながるが、ある程度優秀な学校にはいることができている人たちに感心や納得させられることがホントに多い。そういうことが、肩書き重視の姿勢につながっている。もちろん、決して、背景や肩書きだけでないこともわかっている上で。


どの学部の慶應の人たちに会っても、やっぱり優秀なんだ、実感させられる。

水嶋ヒロの今回の受賞も、だから、納得できる。たとえ本を読んでなくても、そういう能力を持ち合わせているのだろう、と容易に想像がつく。



そして、私がそういう肩書きを手に入れてこなかったために、ずっと苦しんでいるのだ。乗り越えられない壁になっている。


くだらないこと、くだらないこと。





しかし、それがコンプレックス。