あしたの名医 伊豆中周産期センター | 明日こそスキップ

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独断と偏見の読書感想とひとりごとを書いてます

 

 

 

産婦人科医の北条衛は、伊豆中央病院に異動を命じられた

予期せぬ都落ち、しかも鬼の老教授が医局を支配していると聞く

着任早々、その教授と手術を行うはめになった衛

彼は、地域の命の砦を守る重責を感じつつ

個性ゆたかな先輩医師に学びながら成長してゆく

激務に疲れた衛に活力を与えるのは、伊豆半島の海と山の幸だった

現役医師が描く、興奮と感動の医学エンターテインメント

   (あらすじより…)

 

久々の更新となりました…

諸事情で紙の本を読めてなくて

audibleは超大作を聴いているので今月中には終わりそうになく…

みなさんのブログには普通にお邪魔しているので

読みたい本だけ増えている今日この頃です(笑)

 

さて藤ノ木優さんの作品は初読みではあるのですが

以前から産婦人科医として書かれてたブログを読ませていただいていて

途中から作家になる!と努力されていたのも存じ上げていたので

いつか作品を読もうと思いながらすっかり遅くなってしまいました…

 

こちら一見普通の医療ものに見えますが

やはり現役医師が書くと説得力と臨場感が違うなと…

そして、要所要所に出てくる伊豆グルメの描写が絶品!

主人公をはじめとする医師たちの苦悩や矜持や葛藤も読ませる!

一粒で何度も楽しめる佳作でした!

もっと早く読めば良かったです…

他の作品もこれから読んでいこうと思います!