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明日こそスキップ

独断と偏見の読書感想とひとりごとを書いてます

 

戦後ハリウッドの映画界でもがき

爪痕を残そうと奮闘した特殊造形師・マチルダ
脚光を浴びながら、自身の才能を信じ切れず葛藤する

現代ロンドンのCGクリエイター・ヴィヴィアン
CGの嵐が吹き荒れるなか、映画に魅せられた2人の魂が

時を越えて共鳴する
特殊効果の“魔法”によって

“夢”を生み出すことに人生を賭した2人の女性クリエイター

その愛と真実の物語

  (あらすじより…)

 

深緑さんは引き出しの多い作家さんなので

次は何が出てくるか気になって

とりあえず新刊が出たら読んでる今日この頃…

こちらも発売を知って予約したのですが

470ページもあって一度読めずに返却!

その後、新聞の書評がかなり好意的だったので

予約し直して手元に来ました…

でもやっぱりなかなか手がつけられずだったのですが

直木賞候補に挙がってることを知って

今読まずに返したら当分読めない!と思って

頑張りました!(前置き長すぎ!)

 

マチルダのパートとヴィヴィアンのパートに分かれてて

それぞれ普通の単行本の一冊分くらいあるので

読んでも読んでも進んでない感があって

苦戦しました…

それぞれのキャラは立ってるし

面白くないわけではないのですが

特殊造型やCGの説明が多く

その度にそこだけ飛ばしたくなって

でも、ちゃんと読まないと後々話がわからなくなるかも…

と前に戻るのが地味にストレス(笑)

返却期限が迫ってて焦ってるからかもですが

こういったお仕事小説は好きな方にも関わらず

乗り切れませんでした…

そういえば、ちょっ前に読んだ

今村翔吾さんの「塞王の盾」もこういうパターンだったなあ…

 

でも多分、映画好きの人にはウケるんじゃないかしら…

ラストはこんな私でも泣きました…

長編が苦にならない方は是非〜(笑)