Chromebookと違い、Chrome OS flexには Androidアプリを入れることができません。
これまで Chrome OS flexで使えるようにしてあったエディタは、
「Text < t >」と「JotterPad(web版)」
でも、どうにも今ひとつ使い勝手が悪いのです。
(「Text < t >」は最初から入っていたのか、ウェブストアからインストールしたのかを覚えていません)
さて、
Chrome OS flexで使えるエディタを探してみました。
Google先生に聞いてみると、
「Caret」というエディタを教えてくれました。
Chromeのウェブストアにあるようです。
ウェブストアで検索してみると、
「Caret」の他に日本語化した「Caret Mod」というのがありました。
日本語化してある「Caret Mod」は、特に気に入りました。
私はエディタを日本語の文章入力のためにしか使わないのですが、気持ちよく入力できます。すばらしきエディタです!
2023-01-02追記:少々困った仕様がありました。別記事参照。
1.「Caret Mod」の設定を少し変更します。
「Caret Mod」を開き、右上の「設定」→「環境設定」を開く。
4行目の「defaultTheme」を「pronama_dark」から「clouds」に。
31行目の「showWhitespace」を「false」から「true」に。
46行目の「fontFamily」を「Myrica」から「Noto Sans Mono CJK JP」に。
47行目の「fontSize」を「16」から「15」に。
50行目の「lineHeight」を「1.2」から「1.3」に。
フォントを変更すると文字がきれいになりました。
が、少し注意すべきことがありました。
「Noto Sans Mono CJK JP」に変更すると、日本語入力している時の文節区切りのアンダーラインが見えなくなりました。
原因は文字の大きさにありました。
初期設定の「Myrica」よりも「Noto Sans Mono CJK JP」の方が少しだけ文字が大きいのです。
「Noto Sans Mono CJK JP」に変更すると、
「lineHeight」が不足して、文節区切りのアンダーラインが隠れてしまったようです。
「fontSize」を「15」にすると見えるようになりました。
(あるいは、「lineHeight」を「1.3」にしても解決しました。)
(一部機種では、「1.3」では文節区切りのアンダーラインが半分しか見えず、「1.4」にしないと全部見えませんでした。)
以下は私の好みの設定です
「Noto Sans Mono CJK JP」を利用した場合、
「fontSize」が「16」では文字が少し大きく感じ、
「lineHeight」が「1.2」では行間が少し狭く感じたので、
上記の設定(「fontSize:15」「lineHeight:1.3」)に落ち着きました。
追記:「showWhitespace」は後日で「false」に戻しました。
2.Filerアプリのデフォルトアプリを変更します。
Filerアプリで「.txt」ファイルを右クリックすると、
「Text <t>」が、デフォルトのアプリになっていました。
そこで、デフォルトのアプリを「Caret Mod」に変更します。
Filerアプリで「.txt」ファイルを右クリック
→ アプリケーションで開く
→ デフォルトのアプリを変更
→ 「Caret Mod」に変更
これで使い勝手がかなり上がりました。
「Caret Mod」で入力中のテキストの保存先を選択しようとすると、Chrome OSのファイラーが開きます。
ファイラーでクラウドドライブを開けるようにしてある場合は、
クラウドドライブに保存することができます。
また、ファイラーでクラウドドライブを開き、テキストファイルを右クリックして Caretで編集しても、なんの問題もなく保存できます。
Chrome OS flexのエディタがは、「Caret」で決まりです。
補足
ウェブストアで「File System for Dropbox 1.4.2」をインストールすると Filerアプリで Dropboxを開けるようになります。
「File System for OneDrive 3.0.0.36113」をインストールすると Filerアプリで Onedriveを開けるようになります。こちらは評価2程度ですが、今のところ私のところでは動作しているようです。
追記:2023-01-02
困った仕様に気づきました。
そのことについては上記ページに書いてあります。