補足:2023-08-13

使用したのはステンレストレイです。勘違いしてアルミトレイと書いてしまいました。

 

 

440円で、WiFiルーターの電波が改善しました

<440円 = Seriaのアルミステンレストレイ4枚>

私は、モバイルWiFi を契約して固定回線の代わりとして使っています。
速度はGoogleスピードテストで、15Mbps〜25Mbps程度ですが、
ゲームはしないし、たまに TVer や Amazon の配信している動画を見る程度の使い方なので十分です。

FS030Wというルーターをクレードルに装着し、クレードルと Aterm WG1200CR を Lanケーブルで繋いでいます。

Aterm WG1200CR は出力が高くないので、電波の届く範囲は FS030W とほぼ同程度です。ただ、2.4GHzだけではなく5GHzも利用したいので、そのためには Aterm WG1200CR が必要になります。

 私の使用している端末の中には、5GHzに対応していないものがあるので、2.4GHzは必須です。

 実は、FS030Wは5GHzと2.4GHzを同時に飛ばすことができるのです。が、そうするとなぜか速度が半分程度に落ちてしまいます。TVerやAmasonの動画が時々止まってしまうので、FS030Wを単体で使うことは諦めました。

 Aterm WG1200CR は、5GHzと2.4GHzを同時に飛ばしても速度は落ちないので、アクセスポイントとして使用しています。

FS030Wと Aterm WG1200CRは、一階の南東角に置いています。
さして広くない我が家は、木造一戸建てですが、開放的な作りでドアや壁があまりなく一階の角という設置場所でも、Aterm WG1200CRで補えました。日常生活する空間では、スマホの WiFi電波マークは4つとも表示されます。

ところが、数ヶ月前から3階のロフトを書斎として利用するようになると、WiFi電波マークが、1つ減った3段階状態でしか電波を拾えません。接続速度は殆ど落ちていないので、使用上問題はなく、気にしなければよいのですが、なんとなく気になってしまいます。

改善するためには、Aterm WG1200CRを買い換えるしかないかなあ、でも、実用上は困ってないんだよなあ、と漠然と考えていました。

そんなときに、そういえばルーターの電波を反射させることによって、電波状況が改善されたというような文章をかつて読んだことを思い出しました。

そこでやってみました。


用意したのは、Seriaで購入したアルミステンレストレイです。


サイズは、横25.5cm、縦18.5cm、深さ1cm。


反射板として使用するので、深さが1cmしかないのがありがたいです。また、つや消しのシルバーなのでそれもありがたいです。(つや有りよりは部屋の中で目立ちにくい)

アルミステンレストレイを、ルーターの背後に3枚立ててみました。

ルーターを置いている場所の(対角線上の)反対角の位置に玄関があり、その玄関を出たところにカーポートがあります。このカーポートでは、WiFi電波マークは、1段階(時々2段階)という程度でしたが、反射板を立てると3段階もしくは4段階になりました。

ところが、肝心の3階のロフトでは電波状況がほとんど改善していません。そこで、写真のようにアルミステンレストレイを1枚、ルーターの下に敷いてみました。



すると、3階のロフトで WiFi電波マークが4段階になりました。ヽ(^o^)丿
 

WiFi Monitor という Androidアプリで電波の強さを確認しましたが、2.4GHz、5GHzの両バンドとも3階で10dBm程度電波状態が改善されています。

アルミステンレストレイの反射板の威力は大したものでした。

 

 

追記(2021/05/22)

 ちょっと面白い経験をしたので、書き足しておきます。

 

 ダイニングテーブルでChromebookを使っていたのですが、ふとWiFiマークを見ると、電波強度の線が1つ消えています。マークにカーソルを持っていき確認すると、電波強度は「中」でした。この場所では、電波強度はいつも「強」です。

 

 いったい何が起きているのかと思い、ルーターをチェックに行くと、ルーターの前60cmくらいのところに、◯◯日分の薬の束が立ててありました。

 

 錠剤の容器には裏にアルミ箔が貼ってあります。それがダイニングテーブルへの電波を遮断していたのでした。薬を少し脇に避けると、電波強度は「強」に戻りました。