ドイツ語で出ているJippesの作品集です。
表紙イラストが素晴らしすぎて購入! 見たことのある作品も多く掲載されてましたが、とにかくクオリティの高い一冊です。


英語版"Uncle Scrooge #335"で見て大好きだった作品も掲載↓



"Rodent's Ransom"



過労で鎮静剤を打たれちゃったスクルージさんのボケっぷりが もぉおおお可愛い!押し倒したいww



★Daan Jippesとは(今更ですが)
ディズニーのストーリーボード等を手掛けるアニメーターのひとりで、アニメDUCK TALESのメインスタッフだったアーティストです。


↑DUCK TALESのイメージボード
(Jippes作画)

当時のコミックシリーズの表紙イラストも担当していました。


ディズニーコミックを読んだ事がある人ならば、1度は見た事のあるアーティストさんだと思います。



それくらい昔から色々な作品を沢山描いていますが、特にダックに至っては、バークスと区別がつかないくらい似ている線を描けることから 様々な作品を手掛ける流れにあるようです。

バークスが没にしたプロットの中から Jippesが描き起こした作品 "The Duck Who Came to Dinner"(2011)等も、そのうちのひとつです。←これに関しては、バークスが没にした気持ちもわかる内容で別段オススメはしません…


個人的には2000年代に入ってからの画風が大好きですが、昔の作品のほうが知られているかもしれませんね~




Carl Barksが引退する時に描いた作品
"King Scrooge the first"


↑当時 Tony Stroblがペン入れしたバージョンは有名ですが、Jippes版が見たくてドイツ語で入手したのがこちら↓


(左ページはバークスによる下書きです)

見比べるとちょっとした感動を味わえますw  是非ググってみて下さい


お話はタイトルにあるように、スクルージおじさんは最初(生まれ変わる前)は古代帝国の王様だった… とゆう事実が語られる短い物語です。


画像中央がスクルージと三つ子、左手前にいるのはドナルド(Jippes版)



おじさん達の前世が語られるバークス作品は他にもあります(海賊だったり)
宗教的な意味合いは別にしても、前世とか ちょっと気になるところですよね~



では、英語版のJippes作品集とウッドチャックの紹介です♪

続く