疲れた時は
映画を見ます(*^_^*)
私が思い入れのある監督は
フレッド・ジンネマンという監督の作品です。
幅広いジャンルの作品があり、アカデミー監督賞を2度授賞しています。
ただ、アカデミー賞が作品の良し悪しの基準にはならないので、1つの尺度としての判断です。

彼の作品は
太平洋戦争・パールハーバーを描いた「地上より永遠に」
中世イギリスを舞台に人の信念を貫き通そうとする主人公を描いた「わが命尽きるとも」
ユダヤ人のコミュニティ・愛情を描いた「ジュリア」
そして、私が1番感心して見ている
「ジャッカルの日」
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コードネーム・ジャッカルを名乗る
暗殺者はフランス大統領・シャルルドゴールを亡き者にしようと厳戒体制のフランスを変装や偽造パスポートなど巧みな手法で潜り抜け、ドゴール大統領に迫ります。
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まるで、ノンフィクションの映像に見える 緻密な表現は 秀逸です。
主演のエドワードフォックスが おさえた演技で
ほんとうの暗殺者に見えてきます。
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フランスの警視との息をつかせぬ 駆け引きは
結末を知っていても 見入ってしまいます。
暗殺に使う銃は 杖の中で収納して 本番まで
決して出しません。
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フレッドジンネマン自身はユダヤ系の生まれで 親族はあのナチス・ドイツによって殺されるといった悲しみを受けるも真っ直ぐに 映画監督を志しました。
ジンネマン監督の作品は商業的にはまったく不向きなものばかり、
ブコツなまでの徹底したリアリズムの作品を目指しました。

何度も見たくなる 彼の作品。
色褪せない映画をありがとう。