狂躁亭払暁覚書・2019復活祭 | おととひの世界

おととひの世界

リンクも始めましたよ

タイトル通りなので 
繰り返して日付を入れる
意味がなくなりました

春分の日の後の 最初の満月の次の日曜日

復活祭は
そういうことになっているらしいです
なんででしょうね?

『移動祝日』なんですよ
だから そこそこ早い年もあれば
 昨日も書いた 

大震災の年2011年みたいに 

とてもとても遅く
巡って来る年もあるわけで

 2011年は なんと4月24日・日曜日でした

キリスト教はもちろん
 カトリックの他に東方教会 があるわけで
暦が違いますから
我々が言うのはあくまで 西側のイースター
あちらさんは別の日にやってるんだけど

ちなみにイースター
プロテスタントもカトリックも
同じ日に行ってます

西ヨーロッパ社会
 宗教改革による宗教分裂があっても
暦の分裂だけはなかったんですね

今年復活祭注目かな?
と思ったのは 
例のノートルダム大火災

あれすでに

 ドローンが飛んでいるところとか
 なんだか三角翼の 未確認飛行物体が
空中停止した後で火災が起きてるのね 

それに DEW 
つまりレーザー光線みたいな
指向性エネルギー兵器が積んであれば 

今ならどこでも放火できるからね 

あと現場でも何か動いているところ
撮影されているという
その 種の動画はもう YouTube  わんさか

これで国民の心が一つに
ということでも必ずしもないみたいで

 例えばご存知の通り
 有名企業有名ブランドが続々と支援 表明
全世界でも募金活動が行われ
日本でもやってるし

あっという間に1000億円を超えている

 修復再建費用には
全く事欠かないみたいだよね 
早く集まりすぎてしまって 

マクロン政権の思惑とは
ちょっと違うことになった
みたいなのは確か

ノートルダム 修繕には
そんだけ景気よく出すのに 
困ってる人にはさっぱり出さねえんだな!
てめえら!

みたいなことで
逆にデモ隊の反感買ってしまっていると
もはやパリは革命前夜

 特に5月~7月は
パリの革命 シーズンですからね
これからが本番ですよ
どっちみち避けられない
気がするんですがね
 まあいいや

新約聖書福音書によれば 

イエスは ベツレヘム出身であり
 ベツレヘムというところ

 イエスが生まれる1000年 少し前に

 あのダビデ大王が出たところです 

ダビデはもともと
王家の人間ではありませんでした 

その時イスラエルを治めていたのは
サウル王という人 

そしてこの時
最も力を持っていた
ユダヤ教の預言者がサミュエルです

 ですからこのあたりの話
 旧約聖書サムエル記に詳しいわけです

それによれば サウル王

 平定を進めていた
 おそらくパレスチナ人と思われる人々

 神の許しなく勝手に交渉してはいけない
と言われていたのに

 国境協定が休戦協定かをやろうとした

 そこへ預言者サミュエルが現れた 

そしてサウルを厳しく詰問した

 一体誰がこんなことを許した? 
お前はすでに 神の御心から外れている
 新しい 王は私が探す

  サウル王
大変なことをしてしまったことに気がつき 
預言者サムエルの足下に しがみつき
とりなしてくれと頼むが断られる

 預言者ってそういう存在なんですね

単なる占い師ではないんですよ
 あっちの世界にあっては
 神そのものの アンバサダーなんで

預言者サムエルは 
神の指図通り ベツレヘムに行き

 指図通り そこにいた
 牧童の三兄弟 を見て喜ぶ

 彼らの誰かだ!
 上二人を試したが違っていた

おや?

 しかし一番下の子
まだほんの子供

 将来の王にはもちろん見えない 

しかしお告げによれば
間違いなくこの子供だと

 預言者サムエルは その子供 ダビデ
 英語のデイビッドの語源ですけど

 父親の許しを得て連れ帰る 

そして サウル王に預けた

 お前は神の心から外れたが
 その子を後継者として育てる間は
 神はお前を見放さないだろう

 サウル王はすでに 息子が いたけれど
 息子が国を継ぐ可能性はすでになく

毎日毎晩しょんぼり
 ダビデは サウル王のそばで
竪琴を弾いて慰めていたと

何年か経って 
まだ幼い子だった ダビデ
 戦場に赴くほどの歳に

ユダヤ人の敵 pristine の戦士に
 ゴリアテ・ゴライアスと言う 
化け物みたいな巨人がいた

 敵のスポークスマン

 イスラエルには
 ゴライアスと戦えるだけの
ものがおらんだろう!

 イスラエルに神はいない!
と言った

 そこへ 革紐でできた
投石機を持った
 ひょろっとした少年

 鼻歌を歌いながらやってきた 

スポークスマンは
 たたき殺されに来たのか!と言った

 ゴリアテは巨大な剣を振り回し
 少年は防戦一方
 敵の兵士からは笑い声が ドット

 しかし狙いすまして石を振り回し
 大きな石が一つ 
ゴリアテの眉間に当たる

 ゴリアテゆっくり膝をつき
 そこに崩れ落ちた 

静まり返る 戦場

ダビデはゴリアテの目を閉じてやり 
ゆっくりと剣を取り出した

ご照覧あれ!

少年ダビデはそう言って
ゴリアテの首を挙げた

とんでもない奇跡が起きた
ダビデ はやはり奇跡の子だ

神はユダヤ人の味方についた
敵勢力の 動揺に一気に挑みかかり
そこからは連戦連勝

ダビデも成人し嫁を取り 
神の約束通り

国を相続するはずだったけれども
サウル王だって渡したくはない

結局 両者は戦争に
 サウルは自殺する
 イエスの先祖ってのはそういう人です
予言通り約束通り 

すんなり 王になれた人ではないんですよ
だから エルサレムの司祭階級に
受け入れられないということで

めげるような人でもありませんでした

死ぬ前にまず 
エルサレムに入場するわけです
そこで とんでもない
トラブル を起こすわけだけど

たくさんの露店市が並んでいる 

ユダヤ教徒から
ユダヤ人が巻き上げている

 救世主イエスの物語
と言うと日本では

 静かに説教して病気治す話
ばっかりに思われてるんですけど 

これは福音書にも書いてあることだし 

ジョージ・スティーブンス
GEORGE stevens 監督の有名な
『偉大なる生涯の物語』

 ハリウッドの
最も標準的なバイブルムービーですけど

 マックス・フォン・シドーが
イエスでしたよね 
あの映画から10年経たず 
マックス・フォン・シドー

『 エクソシスト』 の年寄り
 メリン神父やってるんですよ
 あれ全部特殊メイクね 
実際は40代そこそこ

Passion でも出てきたかな?
向こうの Bible ムービーでは
このシーンは省略されていない

日本のテレビ放映版では
出てこなかった気がするんだけど

ダビデ末裔を自認するイエス
ユダヤ神殿内の露店に大激怒

ここは強盗盗賊詐欺師のすみかじゃねえ!

そう言って
 露天を片っ端からぶっ壊す
ひっくり返す

大変な 乱暴狼藉です

 私たまたまそれを
早い段階で見る機会があって
ちょっとびっくりしたことがありますよね

George stevens の Bible MOVIE 
日本テレビ放映版のイエスの声

名優・山本學さんなんですよね

 格調高かったねェ~!

こう言っちゃ悪いけど
M.S.シドー の 英語よりもはるかに
格調が高い感じがしました

あれ日本の アテレコ史上の
傑作の一つだと
私は思ってんだけど

もちろんイエス乱暴狼藉
フルパワー MAX のシーン
全部カット

友人宅に早くからビデオがあって

 そいつの家 クリスチャンで 
よくそういうものが回ってくるんだけど
 その野郎クリスチャンのくせに
アダルトものばっかり見てたけどね

そいつの家で オリジナル版を見たんだよ
海外からも良く回ってくるんで
海外のやつも映るようになっていた

そいつバチが当たって
 あの86年3月末の大雪の日
電車が止まって雨宿りした

日活ロマンポルノ劇場
大雪で 屋根が崩落
足が折れたりしてるやつなんだよね
ギブスの足の裏に俺

オールナイト3本立てのプログラム
全部書いといてやったけど
神様いるもんだと思ったよ

 まぁいいや
ともかくイエスその辺りから
一週間ちょっとで

逮捕→十字架→復活だからね
あっという間だよね
私あの話は絵空事ではないと思っています

ただ真相が 福音書に書かれている通り
 ではあるけれど

一般に理解されている話とは
ちょっと違うというだけで

十字架刑は ローマの 見せしめ死刑 で
実際は 

十文字 じゃ なくて

 足の乗せ台があるから

カタカナの『キの字』の
いびつなやつみたいな感じ

東ローマ教会 そんな十字架でしょ

 あっちの方がリアルなんで

イギリス BBC 
アメリカ HBO 共同制作
『ROME』

トータルで20時間ちょっと
ぐらいの大河ドラマです
エ***ナンセンス プラス violence Scene
てんこもりの 

NHK 大河ドラマ真逆路線
 スーパーリアル大河ドラマですけど
カエサルのクーデターから
 カエサル暗殺までが前半

カエサルの甥オクタヴィアヌスが 
カエサルの死後天下を取るまでが後半

これね役者のギャラは抑えてるよ 
そんなに有名なやつ出てないから

力はあるけどね 

ただ総製作費
『200億円以上!!』という
史上最大コストの
 テレビドラマなんだって

 なんでこんなにかけたのよ?って感じ

 その理由の一つがね 

ユダヤ人の話もよく出てくるんですよ

 後半の メインパーソナリティの一人が
例のヘロデだから 
イエスの時代にいたヘロデ大王ね

イエスを殺そうとした 
それも親子で 

この中に 『十字架刑の話』は
何度も出てきます 

そしてかけられた
その日に降ろされたらどうなるか?
という話も出てきます

 この話は過去にしたんで
もうあまり言いたくないんだけど 

十字架刑ってやつ

あくまで見せしめの刑なので
何日も生かしておかなければ
意味がないんですよ

ゆっくり苦しめて
殺すための死刑なんだから

両手両足に
釘を打たれるワケだから
それは激痛ですよ
しかもぶら下げられて動けない

次第に心臓が弱る
 血液もリンパも 
次第に循環しにくくなり
うっ血が始まります

最後は肺に水が溜まって
 呼吸できなくなって死にます

 しかしすぐ
そうなるわけじゃありません
普通は数日間

 体力のある悪党だと
一週間以上生きることがあったという
しかも見せしめの刑だから

死なせないように
 途中で何度も水を与えられる

だから 1日でおろしたら
助かっちゃう わけな 
大怪我は 大変ですよ

しかし 処置すれば
 1日以内ならなんとかなるかもしれない 
瀕死の重傷だろうけどね

3日のうちに生き返ったという

 それは全治3年という意味だ
というのが多くの医者の考えです

実際ドラマではそれで助かるシーン
何度も出てきます 

イエスは 
金曜日の9時から十字架にかけられ
 午後3時に降ろされてるんですよ

 もうお分かりでしょ?

 あのドラマ200億円もかけた
理由の一つそれじゃないか?
と思うんですよね 

ちなみに時代考証も正確で

 当時の エジプトアレクサンドリア
由来の 医療技術がどれだけ
すごいものだったか?

というのも実演して
やってみせてくれてますよ

 ちなみにイエス
幼少の亡命時代 
アレクサンドリアの ユダヤ人居住区 で
育っています

おそらく医者だったはずの人なんですよ
つまり彼は 当時の ローマ総督ピラトに
腕を見込まれた医療従事者

だからすんなりエルサレムに入場できた
でなければそんな Troublemaker

 入る段階でとっ捕まってます
あるいは殺されているか?
当時 服属させていなかった

隣国のイラン系パルティア
よなよな ローマ支配下のイスラエル王国に

パルティアの工作員が入ってきて 
水源地や 井戸水 に
疫病で死んだ動物や
人間の死体の一部を投げ込む

生物化学兵器攻撃です
 あれは古代からあった話でね
やろうと思えば簡単にできるんですよ

 だから 当時のイスラエル王国
平均寿命は30歳くらいだった
ローマ兵 だってやられる

しかし 冷酷残忍かつ有能な 
当時のローマ皇帝 ティベリウス

言い訳を聞いてはくれません
全部現地司令官責任にされる

つまり現地で優秀な医者
いくらいても足りないんですよ
イエスが ローマ統治下のユダヤ神殿内で
あれだけ乱暴狼藉を働いても

捕まりもしていない
という理由がそれです
入場許可を得ていたからですよ

優秀な医者だから 少々の事したって
また繰り返しになりますが 

逮捕日時は
イエスの側から指定されていて

死刑執行は 

ユダヤ教『過ぎ越しの祭り』の
直前の安息日 ・前日

 つまり イエスが
十字架 から降ろされて 
それも半日で降ろされて

 その後 ユダヤ人 が
窓も扉も閉じて 外出しない外も見ない

 その間にイエスが復活している

 邪魔されない時を
選んでやったとしか
考えようがないでしょ?

 救世主は死んで復活しなければならない

これはイザヤ書 ミカ書 その他
予言していること

 これでクリアできるわけです 

そのためには 
イエスのいとこであったらしい 
バプテスマのヨハネのように 

ヘロデに捕まって
首を切られたのでは
復活しようがないから 

わざわざ ローマ側に 
そういうことだった

十二弟子 のほとんどが
中途採用ではあってもね

 アレクサンドリア帰りの
医療技術はちゃんと

師匠から叩き込まれ
身につけていたはずですから 

重傷を負ったイエスを 
介抱したはずなんで 

棺桶の中から
復活したわけではないと思いますよ
イースターがクリスマスとは違い
移動祝日になっている

というのは恐らく

その辺りの事情と
何か関係があるんでしょうね
またまた長くなっちゃいましたが
大事な話なんでね

イエスが
嘘つきだとかペテン師だとか
そんなこと言ってるんじゃ
ないですからね

くれぐれも言っときますが

足に釘を打ち込まれ
十字架にかけられるって
普通の覚悟じゃ

できることじゃないですよ
 破傷風で死ぬ確率は相当なものだしね

 それが全人類の罪を背負って
なんて 割に合わない話
どころではないでしょ?

 イエスがこれをやったことによって
宗教史的にはどういう意味があったのか?

 ミルチア・エリアーデ
も 発言 していると思いますけど 

ユダヤ教以来の
オリエント宗教史の中で 

供犠宗教としての歴史に
キリスト教は最初の段階で
終止符を打ったこと

 『生贄』が必要なくなった 
イエスが自分でやっちゃったから

それは動物のこともあれば
人間のこともある

 ユダヤ人があれだけ
警戒されて憎まれる理由の一つが

 時々人間を生贄にする
 ということをやってきたから

 自分たちの子供
ばかりじゃないわけでしょ ?
アブラハムはイサクを
殺そうとしましたよね
神の命令と言って

あれは自分の息子だけど
そうじゃない場合もあるわけですよ

それは憎まれますよな
どうしたって

『宗教殺人の禁止 』

キリスト教徒が何をやってきたか?
ということじゃなくて

キリスト教成立段階で
これはとても重要なことです

もう一つは『万人司祭主義』
四福音書全てに書いてある通り

 イエスは
 両親が正式な婚礼儀式を済ます前に

 受胎告知があり
馬小屋で生まれているわけです 

ユダヤ教が何を決めていたにせよ

 彼らのしきたりに
のっとった婚礼の結果生まれた
 以外の可能性について

はっきり書いているわけです
 それは ユダヤ教以外の 
宗教社会規範であっても 

少なくともインサイダーには
入れてもらえないですよ 

マホメットは
そんなことはなかったけど 

彼は早くから父親を亡くし
そのせいで差別を受けてきた人です 

おそらく
矛盾と憤りを感じていたはずで 
イエスもおそらくそうだったはずなんで

血統が良く
 宗教ハイエラーキーの中で
重んじられなければならないのに

そうはなっていない 

その結果 
ハイエラーキーを持たない 
ユダヤ教宗派を始めることになってしまう

 それは既に
『ユダヤ教』ではなくなっていたと

さてさて 今日 Easter がなぜ重要か?

一週間前に ノートルダムが焼けた 
聖母教会ですよね

同じ日エルサレムの岩のドームで
やはりトラブルがあった
こっちは完全にかき消されてしまった

 あるいはこっちの方が
重大な出来事かもしれないんだけど
だってエルサレムは未だに 
帰属問題で揉めているところで

しかもアメリカが干渉してきている
大使館を テルアビブから 
ロシアもやってるんだけど

しかもネタニヤフ与党が大勝した後
イランといよいよ戦争かって感じ

嘆きの壁はヘロデが 再建した
ソロモン神殿の跡地です

あの辺りは ユダヤ教はもちろん
キリスト教イスラム教の聖地であって
どうしてももめるから 

この問題専門の委員会が
国連にあるくらいです

しかも嘆きの上の
 元ユダヤ教神殿跡地には現在
イスラム教の岩のドームがある

マホメット 昇天の地
ということになっている

そこで火事騒ぎ
イスラエルはあの辺りを封鎖できる
封鎖すればそれだけで

イスラム教徒も大騒ぎする
全世界のイスラム教徒が大騒ぎする
その中でもし 

ユダヤ人たちがユダヤ神殿
再建の動きを見せたら?
これ第三次世界戦リーチですよ

イースターの一週間前 
ノートルダムとエルサレムでそれがあって 

それだけでも 
今年の復活祭は大変なのに
復活 祭の一週間前は福音書によれば

『イチジク枯らしの日』
イエスが 腹減って喉乾いて
イチジクの実を食べようとしたら

実がなっていなかったのでイエスは怒り

『こんなイチジクは枯れてしまえ!』
と言ったら本当に枯れてしまったと

その日なんだね 
だから今年の イースター
なんだかちょっと不安

イチジクの実の例えというのは
マタイ伝24章だっけ?
予言書として オカルト本によく引用される 

いちじく= israel なんで
今年は israel 絡みで
何かあるのかなってことね

前に言った地震

まだ起きてないけど 
おそらく近々 もう1ランク 上の地震 

世界で頻繁に来るようになった時が危ないね
よがあけたもうひとねむり