傲慢な(superbus) タルクィニウスは(Tarquinius)
ローマの(Rōmānōrum) 王で(rēx) あった(erat)
そして(et)
セクストゥス(Sextus) タルクィニウスは(Tarquinius)
邪悪な(malus) 暴君の(tyrannī)
息子(fīlius) であった(erat)
コッラティヌスの(Collātīnī) 妻であり(uxōrem)
そして(et) 貞淑な(bona) 女性であった(fēmina)
セクストゥス(Sextus) ルクレティアを(Lucrētiam)
捕らえた（rapuit)
徳への(virtūtis) 愛(amōrem) のゆえに(propter)
自害した(sē necāvit)
古代の(antīquī) ローマ人たちは(rōmānī)
ルクレティアの(Lucrētiae) 徳(virtūtem) と(-que)
精神を(animō）
いつも(semper) 賞賛し(laudābant)
タルクィニウスを(Tarquiniōs)
非難したものである(culpābant)
原典：リヴィウス ローマ建国史 1.58 (Livius: Ab Urbe Condita Libri 1.58)