昨日の夜中、
布団の中でごろごろしながらたまたまつけたテレビに
原由子さんが出てた。
「SONGS」という番組の再放送で、
久しぶりにきくやさしい声にしばし酔いしれる。
なんでも、
31年ぶりにアルバムが発売されるとのこと。
原由子さんのアルバムといえば、
学生の頃よくきいていた
「MOTHER」というアルバムが懐かしい。
久しぶりに聞きたくなって家の中を探してみたけど、
そうだ、
カセットテープで持ってたんだった。
カセットデッキがないと聞けないやん。
と、諦める。
番組では、
ご主人である桑田佳祐さんが
「原由子のここがすごい」というコメントを寄せてらして、
サザンオールスターズにとって「原坊」が
どれだけ大きな存在であるかってことを
あらためて知ることになった。
例えば、
かの名曲「ミス・ブランニュー・デイ」の前奏部分で流れる
印象的なシンセ音。
シンセサイザーがまだめずらしかった当時に、
原由子さんが考えられたのだそう。
テテテテテテテテ
テテテテテテテテ
ああ、そう。そうだよ。
このシンセ音あっての「ミス・ブランニュー・デイ」だもの。
すごいよ、原坊。
もうひとつ
印象的だったエピソードが、
原由子さんが食事の支度をしていると
ぺろろんとLINEの着信音がして
「ちょっと相談があるから降りてきてくれない？」
と桑田佳祐さんからのメッセージ。
お料理の手をとめて降りていくと
「ここのコーラスのところこれで大丈夫かな？」って桑田さん。
そんなエピソードを語っているときの原由子さん、
すごく嬉しそうだった。
「コーラスとかハモリとか考えるの大好きなんで
相談されるとすごく嬉しくなっちゃうんですよね」って。
原由子さんってとっても不思議な人だ。
この邪気のなさはいったいなんなんだろう。
すべての邪気は桑田佳祐さんが吸い取っちゃったんかしら。
なんてことを思いながらほっこりした気分になる。
ああ、なんか今宵は原坊の声で眠りたい。
なんて思ってたら
番組を見終わらずして眠ってしまっていた。
大好き、原坊。
なのでありました。
＊今日の出演者＊
歌声に酔いしれる段ボールのカバくんと怪獣ビリー。
鍵盤をみつめる段ボールのカメくん。
マッチの灯りでうとうとしそうなとぽんくん。
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