2回目の「道」を見ることができた。
前回と反対側のG.C階の下手側。
修道院の嵐の場面のザンパノは全然観えず、声だけ聴いた。
でもそれ以外は全体がよく観えて、意外と近い、いい席だった。
1週間前のザンパノよりも声がよく通って聴きやすかった。
今回は双眼鏡でザンパノの表情をガン見した。
ああ、こんな表情をしてたのか!
と、改めてザンパノの心情が深く伝わってきた。
私の好きなザンパノ、ジェルソミーナ抱擁の場面の後、抱き崩れ落ちた後の2人の表情はたまらなかった。
2人のわずかな幸せの時。
ザンパノが川で泳ぐ場面。
上から観たので、ザンパノの表情がしっかり分かった。
多分全場面の中で1番満ち足りた顔をしていたと思う。
そして上から観たその泳ぐ表現が、美しい!
美しすぎる!
まるでコンテンポラリーのダンスを観ているように、しなやかでなめらかで、筋肉が輝いているようで本当に綺麗だった。
あそこで偶然イル・マットに遭遇しなければ、あのまま2人は少しは穏やかな生活ができたのではないか?!
2人の運命の道は残酷だった。
月日が経ったザンパノの表情も、今回はしっかり観た。
まるで憑き物が落ちたような、生気のない表情だった。
そして最後の海辺の嗚咽。
その顔を観ながら、一緒に泣いた。
全身から振り絞るような切ない嗚咽。
慟哭ではない嗚咽。
泣いた。
暗転。
アンコールの草彅剛を観て泣いた。
あんなに凄いザンパノを演じた直後なのに、草彅剛に戻っていて泣いた。
感動した!!