子供のO脚を防ぐには | 体の悩み解決ブログ

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赤ちゃんというのは元々O脚なのが当たり前で、1歳半頃にピークとなりその後徐々にまっすぐになっていきます。3歳頃には一時期X脚になりますがまた元に戻り、5~8歳くらいで安定してきます。ですので幼い頃のO脚はあまり気にしなくても良いのですが、まだ歩けないのに無理に歩かせようとしたり、子供の足に負担が大きくかかってしまうことをするとO脚のままになってしまうこともあるので注意が必要です。2歳以下の場合はまっすぐ立った時に両膝の間が2cm~3cm程開いてしまうのは正常な範囲です。3歳から10歳頃まではつま先、膝が付いてもくるぶしが2~3cmほど開くことがあるのですが、これも正常な発達段階なので問題はないでしょう。しかしそれ以上に開いている場合には異常があるかもしれないので整形外科などを受診することをおすすめします。


しかしO脚を放置したままにしていると、足首、膝の関節や股関節などに通常よりも負担がかかってしまい年齢を重ねると退行性関節炎を起こし易くなると言われています。
子供のO脚というのは通常の場合は自然とまっすぐになるので治療の必要はなく、きちんと足に合った靴を選んだり過剰な運動などによる負担をかけなければ大丈夫です。子供の足のサイズはすぐにサイズアウトしてしまうので、勿体ないからと大きめの靴を履かせているとそれは足にとっては良くありません。0.5cm区切りのサイズの靴が出ているので、適宜サイズをシューフィッターのいるお店で計測してもらい、合ったものを履かせるようにしましょう。



また、甘いお菓子など糖分の多いものの摂り過ぎにも注意しましょう。甘いものを食べ過ぎると骨の発育に影響してきます。子供の足の骨は6~8歳頃までは変化をしながら成長していきます。そういった大切な時期に甘いもの、いわゆる糖分を過剰に摂取すると骨がもろくなる危険性があります。糖分はカルシウムを溶かす作用があり、それによってカルシウム不足になってしまうのです。
カルシウム不足はO脚の原因の一つとも言われているので、日頃の食生活を見直すことが大切です。カルシウム不足は骨や筋肉の形成が不十分となるので、しっかりとカルシウムを摂取することを心がけましょう。牛乳にはカルシウムが多く含まれているので特に成長期の子供には飲ませるようにすると良いでしょう。