思わず食べ過ぎてしまった、せっかくダイエットに成功したのに、ダイエットがある種のイベントのように感じられて食べてしまう、お祭りが終わったから後片付け的、、よくあることかもしれません。ダイエットにつきものと言われるリバウンドはアフターケアをしないから起こるもの、ダイエットに成功したのにアフターケアができなければやはり意味がありません。
体重を落とした後でどうやって維持していくか、まず同じダイエット法を継続できれば問題ありませんが、イベント化することもあればダイエット用サプリが切れてしまうこともあります。
目標体重が達成できたとしてもそのまま継続するのは基本です。あるいはちょっと無理をしたからといって休ませるのか、ペースを落したりするのもなかなか微妙なケアが必要です。
ダイエットの中にはリバウンドしにくいものもあります。たとえば骨盤ダイエットは大元から改善するダイエットと言われます。歪んでしまった骨盤を正常な形に戻すことで身体が本来の働きを取り戻し、新陳代謝も血行もよくなってごく自然なバランスが維持できるようになります。ただこの方法は日常生活が大きく変化してしまうパターンかもしれません。調子がよければたくさん食べてしまったり、よりリバウンドが起こりやすいように、リバウンドを手招きしてしまうかもしれません。
骨盤ダイエットとは方向性が違うものにダイエット飲料などの食事ダイエットがありますが、一定期間食事内容を大きく変化させた後のケア法をしっかり定義しているような方法もあります。いわば病人であった状態から回復するための食事とも言えますが、お粥や雑炊、塩分控えめなど、ほとんど退院した後のリハビリ状態に近いものがあります。
リバウンドがかなり心配、もっとも可能性が大きいもの、といえばダイエット合宿が考えられます。ダイエット専用施設、というまでデラックスなものではありませんが、合宿中は仕事もしませんし、ほぼ非日常的な世界です。ここから抜け出したらもう終わりでは？などとよく言われますが、合宿ですからよく考えればアフターケアもごくしっかりしているところがほとんどです。合宿でリバウンドの管理を徹底的に学ぶ方も多いようです。ダイエットよりもリバウンドに徹する合宿ができればまず鬼に金棒かもしれません。
アフターケアはダイエットの本流とも言えるでしょう。始めだけ肝心に思っている方もいれば、始めからトータルに無理にイメージしてしまう方も多いようです。やはり痩せるだけではなくて痩せてからどうするか、この2つのパターンに分けて管理することが大切だと思います。