視力低下と姿勢の関係 | 体の悩み解決ブログ

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視力が低下することと、姿勢の悪さというのは深く関係があります。悪い姿勢で勉強したり、パソコンを見たりしているといつの間にか視力が低下してしまうという危険性があるのです。姿勢が悪いと、見ている本や画面などから目の距離が狭くなってしまいがちで、距離が近ければ近いほど毛様体筋が緊張状態となり仮性近視や急激な視力低下の危険性が高まります。毛様体筋の緊張を少なくするためには目とものの距離を40センチ以上離すと良いでしょう。


姿勢が悪いといえば、日本人に多いといわれている猫背です。猫背は内蔵が圧迫されたり腰痛や肩こりを引き起こしたりするほか、視力にも悪い影響を与えてしまいます。なぜかというと、目とものの距離が近づいてしまうからです。机と椅子の高さが合っていなかったりすると前屈みになりがちで猫背にも繋がります。特に普段椅子に座って作業をすることが多い人は気をつけましょう。椅子に座る時には机と同じ高さにおへそが来るようにするとちょうど良い高さとなっている証拠です。また、椅子と机との距離は拳1個分ほど開けておくと正しい姿勢を維持出来るかと思います。背骨の起点でもある仙骨を意識して座るようにすると、自然と背骨がまっすぐになり背筋を伸ばすことが出来ます。ソファーやクッションの敷かれた椅子では柔らかすぎてしまうので、固めの椅子を選ぶようにしましょう。


文字を書く時に、顔を傾けて書いている人をよく見かけますが、このような姿勢も視力低下を引き起こす可能性があるので注意が必要です。ものを見る時に、ものに対して右目左目が同じ距離にあれば良いのですが傾いてしまうと距離が均等でなくなり、左右の視力のバランスが崩れてしまうことがあります。どちらか片方の目の視力だけが悪くなると、悪くなった方の目ではあまり見ようとしなくなってしまうので更に視力低下が進行してしまう可能性があります。日頃から意識して正しい姿勢をとるようにしましょう。


また最近の子供は特に、ポータブルゲーム機を持っていることが多く寝転がってゲームをしていたりする場面をよく見かけます。姿勢が悪い状態で長い時間小さな画面を見続けていると、視力低下の引き金となります。寝転がった状態だとゲーム機の画面から目までの距離は狭くなってしまうので出来るだけ画面を遠ざけて使用するようにしましょう。子供にはなかなかどういった行為が目を悪くするのか分からないかと思うので、親がしっかりと教えてあげるようにし、視力低下を防いでいきましょう。