朝風呂で冷え性を撃退?待てよ!眠くなりはしない? | 体の悩み解決ブログ

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朝に欠かせないこと、と言えば例えば歯磨き、髭剃り、女性には朝シャン等、急いで済ませなければならないもの、身だしなみ系が多いのも特徴ですが、忙しく動いている間にもついつい気になってしまうのが冷え性です。冷え性でない方ももちろんいますが、最近は若い男性にも増えている冷え性、朝の冷えは特に応えます。朝冷え症に何かケアしていますか?と質問されると、多くの方は特にしていない、忙しい間にどんどん温まってくる、と言いますが、動き回っているのだからやはり効果はあります。しかし学校や会社に着いて着席した途端また冷えが気になってくる、多くの方が気にしていると思います。


では朝何かできるの?スープを飲んだりココアを飲んだり、暖かいご飯、味噌汁等は定番です。また冷えに必須のケアといえば入浴がありますが、朝お風呂はどうかな、、朝風呂といえば二日酔いをしたら入るけど、などという方もいますが、残り湯があって時間もあるから入ってみた方も多いと思います。


お風呂はまず1日の終わり、疲れた身体を癒すために寝る前に入るのが基本です。入浴すれば体温が上がり、眠気を誘うようにシステムとして確立されているわけですが、朝入ってしまうと眠くなることはやはりあります。基本的に身体が全体的にポカポカと温まってその後冷えてくれば眠くなります。朝風呂では眠くなるのは当然のことです。


朝入るとすっきりスタートできそうなイメージがかなりしますし、実際に入った直後であればかなりすっきりするものです。しかし自律神経の作用を考えてもやはり副交感神経が優位になります。活動しようとするのは脳の1部だけ、他の部分はほとんどがくつろぐ準備を始めてしまうとも言えるでしょう。


やはり朝風呂は冷えにはよくても他にメリットは無さそうです。では浴槽ではなくシャワーはどうでしょう?湯船につかってしまうよりはかなりよいと言えますが、湯音は熱めがやはり基本です。温いと自律神経が同様に逆さの状態になりますし、シャワーも短めが基本ですが、この部分の加減も難しいところです。


結局のところぬるいお湯で長めは眠気が最大レベルまで大きくなっていきます。冷え性に対する対症療法としては効果はあります。しかしながら自律性の無い保温、入浴は夜寝る前の健康改善手段と思って諦めたほうがよさそうです。朝忙しく身だしなみを整えたり、電車の駅まで早足で歩くのがもっとも無難な線でしょう。


ついでに夏場も同じことで、気温が暑くても入浴後の体温は下がります。冬場であれば毛穴が開いて冷えが入りやすくなり、風邪を引いてしまうことも、、特に首すじの辺りは要注意です。


まったく正反対に夜は入らない、朝早く起きて入る習慣がいつの間にかついてしまった、という方もいます。調子が悪いわけではないとも言います。やはり無理をして変えることは勧められません。環境にもマッチしているのかもしれません。体内リズムが確立されているわけですからおトクな状態なのかもしれません。