甘酒で疲労回復!点滴が無ければ甘酒で十分!? | 体の悩み解決ブログ

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今日はGW開始直後の日曜日、寒さが一変して日差しがちょっと強かったり、空は快晴、気持ちのよい風が吹いた一日、外出しないでどうするの?という表現がぴったりの1日でしたが、夜になっていささか冷え込んできています。ついついそのまま寒さ忘れて不摂生に走らないようにしたいものです。テレビでは行楽地で甘酒を飲んで気持ちよく浮かれている方の姿が放送されていましたが、陽気が一変して夜になって風邪をひく可能性も大です。


甘酒といえば初詣、初参りで飲むんでしょ?という方も多いようですが、春先に甘酒をたしなむのは実はごく一般的、テレビと同じシーンも地方地方でよく見かける光景です。子供が飲める甘酒もありますし、ノンアルコールビールを飲む子供は叱られても、甘酒であればよいよいという親子さんも多いようです。


実は春先の甘酒は、この時期特有の緊張や花粉症などで疲れた身体を癒すためにも絶好のアイテムです。点滴と同じほぼ同じ効果がある、と言われるのも甘酒の冥利ですが、特別な日に飲むだけというのはもったいない!の一言です。


甘酒効果は多大なものです、また甘酒とは基本的に米麹を発酵させた飲み物で、納豆や醤油に通じる性質を持つ、つまり発酵食品として愛用されています。発酵するときにはビタミンB1やB2、B6やパントテン酸等の天然型ビタミンと呼ばれる人体に大切な栄養素がたくさん作られます。また点滴といえば栄養補給のために病院で処置されますが、含有成分がとてもよく似ています。


言ってみれば自然なサプリメント、これがなかなかありそうで無いものです。栄養補助のために点滴もできなかった時代には、よく夏場の栄養補給として飲まれていたそうです。今や貴重なもの、とよくあるフレーズが当て嵌まるわけでもありませんし、歴史もとても古く、奈良時代の日本書紀にも天甜酒のことが書かれています。江戸時代には夏場に冷甘酒、これは夏の風物詩としても有名です。


酔いが肝心、つまりお酒を飲めなかったり、休日とはいえ昼間から飲んでられないし、という意見ももっともですが、酒と書くからイメージするのは当然です。しかしながら伝統的製法で造られる甘酒にはアルコール分はゼロです。この場合材料は米麹オンリー、糖化して甘みも自然感覚、やわらかい酸味も本格的です。やはり夏場に冷すのはさらさらとしてオツなものです。


では甘酒は造ることはできるのか、、ホームメイドの場合は酒粕を使用するのが一般的です。またアルコール分は多少残ってしまうこともありますが、意外にも簡単に出来上がります。しっかりと煮込めばアルコール分のケアも問題なく、昔から砂糖やしょうがなどをお好みで入れて地方で愛されてきた味もたくさんあります。


もちろん買って飲めたほうが、派の方にもたくさんの種類が出回っています。スーパーやコンビニでは難しいと思いますのでネット販売がよいでしょう。味も多種、アルコール分も多種、冷して飲むのが常道、缶入りで手軽、等好みにマッチするものは必ずあると思います。


お隣の韓国にも甘酒路線の飲料があります。もち米と麦芽が原料でシッケと呼ばれ、デザートに飲む習慣が古く、広義ではアルコールがわずか含まれる飲料を指すこともあるようです。


疲労回復や夏バテ防止、では美容には?やはり天然のマルチなビタミンですから、女性であれば"よさそう"の4文字がひらめくでしょう。実は甘酒にはビタミンの他にブドウ糖や酵素も含まれています。ブドウ糖はわずかの量で血糖値を上げますので、食前酒として用いれば満腹中枢が刺激を受けて過食を防ぎますし、酵素は脂肪燃焼効果があるというわけです。


まずアルコールを買うときにちょっと思い出して買ってみるのがよいかもしれません。2012年、昨年の猛暑といえば過酷だったことが思い出されます、実は甘酒ブームが到来したかのように売れたというデータがあるようですので、今年はもっとたくさん並んでいる可能性も大です。