血圧ってどんな時に上昇するの? | 体の悩み解決ブログ

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一日の中で血圧は上下しますが、高血圧の人はなるべく血圧の上昇を避けたいところです。様々な要因によって血圧は上昇しているのですがどういった時に上昇しやすいのでしょうか。


基本的には早朝が最も高く、夜の睡眠時が最も低いという人が多いと言われています。朝起きた直後に血圧が通常より高いと早朝高血圧を呼ばれます。夜眠っている間に低くなっている血圧は、朝方の目覚める頃になると高まってきます。これは日中、活動をするための準備であり、血液を体中に巡らせて活発に過ごせるようにする為の生理現象なのです。しかし元々高血圧である人は早朝に血圧が高くなりすぎると脳卒中や脳梗塞になる危険性が高くなるので注意が必要です。朝の血圧は普通、通常時の血圧より20ほど数値が上がると言われています。しかし元々血圧の上の値が160だった場合は180にまで上がってしまう人もいるのです。薬を服用する等で最近では早朝高血圧を抑制することも出来るようになってきたそうです。


夕方にも再び血圧が上昇する時間帯があるのですが、夕飯を終えてリラックスしていくと徐々に下がり始めるようです。


また、日常生活において様々な行動により血圧が上昇することがあります。例えば車を運転している時にはその緊張感や集中によって交感神経の活性を高めることから血圧が上昇することがあります。長時間ドライブする際にはこまめに休憩をとるように心がけましょう。


また、血圧が上下しやすいことで知られているのは入浴です。温かいお湯に浸かることによって血管が開くので血圧は下がるのですが、冬場の寒い時期の入浴には注意が必要です。脱衣所と浴室との温度差が大きい場合、脱衣所で服を脱げば体が冷やされ血管が収縮して血圧が上がります。そして温かいお湯に浸かるとその瞬間、お湯の熱により交換神経が刺激され、心臓からの血流量が一気に増え、血圧が上昇してしまうのです。しかしその後、体が温められると血管が拡張していくので血圧が下がります。入浴時にはこのようにめまぐるしく血圧の変化が起こるのでなるべく温度差が大きくならないように工夫するようにしましょう。脱衣所を温めておくと効果的です。


トイレに入った時にも注意が必要です。排便時にはトイレで息むことがあると思いますが、このいきむという動作によって血圧が上昇してしまいます。トイレではなるべく力いっぱいいきむことのないように、便秘対策を行いましょう。


また行動だけでなく、精神的にストレスを感じたりすることでも血圧が上昇してしまうことがあります。感情的に怒ってしまう時や、心配事がある時には交感神経を活性化して血圧上昇の可能性があります。ストレスは溜め込まないようにし、日頃からリラックスして過ごせるようにしましょう。