偏平足を羨む?O脚に併発することも多い足裏の変形、ハイアーチとは? | 体の悩み解決ブログ

体の悩み解決ブログ

あなたの体の悩みが解決することを、願っています。


喩えは悪いですが、お地蔵さんを見ていたら昼食を抜いていたことを思い出す、これと同じような意識で、力強くかかっているレインボーブリッジを見ていたらなんとなく足に意識が向いた、などという場合、ハイアーチの症状があるのかもしれません。


ハイアーチとは偏平足とまったく逆、つまり足裏のアーチ構造が極端に高くなってしまっている状態です。例えば作業現場の足場を考慮して安全靴を長い間履いていた方がよく足の痛みを訴え、蓋を開けてみたらハイアーチ状に足がやや縮んでいる、このようなケースも多くあります。またこのような場合に併発している症状として頻度が高いのがO脚です。他には外反母趾も同様ですが、外反母趾といえばハイヒールの影響、、ずばりハイアーチも原因として最も多いのがハイヒールだと言われています。他にはバレエダンサーなど爪先立ちを頻発する方にも出やすい症状です。


足裏から見れば骨格全体が詰まったような感じ、また痛みはなくても、あらゆる状況で動作が鈍化します。バレエでもパフォーマンスが崩れたり、作業場でも作業がイメージより鈍いなど、やはり正常時と比べてやっかいです。


ハイアーチの影響は細々とかなりあります。下肢全体的に疲労感が出ますし、膝や腰の病気、椅子の上ですぐに足が離れてしまう、ウォーキングをすると正常な足先蹴りができない、靴下の親指に必ず穴が開く、またスポーツ選手の場合はアキレス腱断裂の可能性がかなり高まります。


O脚で歩きにくい場合はハイアーチにも要注意です。またハイアーチケアはフットケアでもお得意な分野です。足をマッサージしたり、歩行のコツをレクチャーし、また靴のケアも大切です。体重が充分に散らさせれて足にかかるように調整します。安全靴であれば設置面積を拡大したり、アウターウェッジ等を使用してO脚の進行を防ぎ、痛みが無いように靴の甲を高くすると歩く速度もかなり早く、また快適に歩けるようになります。


ハイアーチの簡単診断法は?基本的には正常なアーチでは足の前後に加えて真ん中部分も約半分弱程度着地しています。レインボーブリッジ状態のようにまったく着地していないケースはほとんど無いと思いますが、例えば冷たい氷の上に立ったりすると感覚でわかりますし、フットプリントを簡単に実施してみるのもいいと思います。


偏平足に比べてほとんど耳にしないのがハイアーチですが、フットケアサロンに通う方にもかなり多いそうです。O脚に加えバランスがますます悪化します。疲れやすい日常を回避するために必須のケアです。