ストレス社会における微妙な判断が大切!腰痛とうつ病の深い関係とは? | 体の悩み解決ブログ

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多くの現代人にとって悩みの種である腰痛は、重いものを持ったり、デスクワークで姿勢が悪かったりすると起こるもの、とほとんどの方が考えていると思います。また、軽い腰痛であればこれで済むことでしょう。2、3日すれば軽快しますし、そのまま何もなかったように仕事や家事に励むことができますが、その後も腰痛を繰り返す、イザというときに腰痛が大きくなってしまう、などの場合は病院で検査を受ける方が大半です。


病院では、まずレントゲンを撮って骨の形から大体の症状を診断します。この時点でなんら原因がわからないという場合MRIを撮ってみましょうと言われ、その後も症状の原因がわからない、、実際にこのようなケースは8割以上あると言われています。


腰痛の他に例えば下腹部痛があるという場合は、整形外科でこのような検査をし、その後内科で診てもらうかもしれません。膵炎などでも腰痛はかなり頻度が高い症状ですが、ここでも無いとしたら、なかなか前には進めない状態と判断されるでしょう。


本人にとっては原因すらわからないとなるとかなりやっかいです。そのままストレスも大きくなりますし、仕事にももちろん差し支えます。また、もし日頃からストレスがよく溜まる方であれば、ストレスが原因ではないか、と考えるかもしれません。


ストレスによってかかりやすい病気がうつ病です。今日はちょっとうつ気味だ、などという方が多くいますが、深刻なものになると頭痛や倦怠感、そして腰痛なども頻度が高い症状です。またうつ病は表面的にはっきりと現れるような場合もあれば、腰痛を診て貰った後から次第に不眠や食欲減退が始まるケースもあります。また腰痛は他人にとって許容範囲でも、冗談めいたうつ病ではなく本格的な病気である、とわかれば大変です。仕事にも差し支えますし、不安感もかなり増していきます。


うつ病では神経の情報のやり取りが調子を崩します。また多くの方がかかりやすい症状である頭痛や腰痛などはかなり頻度が高いと言われています。抗うつ剤を使用すると腰痛も軽快する方が多く、脳にはセロトニンやノルアドレナリンなどのバランスを改善する成分が増えて、その影響が徐々に腰にも現れ始めます。整形外科では手のほどこしようがない腰痛ですので、発見することも遅れがちです。精神科で診てもらう、というだけで躊躇しがちなのが日本人の悪い癖であり、欧米ではごく日常的に何のためらいも無しに通院している人が多くいますが、どうしても気分転換ぐらいは朝飯前、という風潮から抜け切れない、なかなか面倒な状況にあります。


結果的に腰痛はストレスが原因であるケースがとても多い、ということになりますが、胃が痛んだり、また眩暈を起こす方も多くいます。やはりデスクワークをしている方は腰痛の可能性は高く、胃のケアはしっかりしている、という方も多いようです。


逆のパターンはどうか気になる方も多いと思います。つまりうつ病から腰痛ではなく、腰痛が原因でうつになるケースですが、痛みが慢性化し、不眠症や不安などの症状はよく起こります。むしろこちらのほうが心配だ、という方は多いと思います。腰痛でも仕事が休めない、つまりやせ我慢のように限界まで行ってしまう可能性が高く、ストレスやうつも激化してしまいがちです。時間が経つにつれて腰痛が無い時の自分からだんだんと遠ざかっていくように感じられ、痛みが1ヶ月も続くと、周囲の人間に迷惑をかけていないかどうかと心配になったり、自分の精神状態が閉じこもっているように感じられます。


早めに適切な処置を講じればもちろん問題はありません。この場合は精神的なものからくる腰痛よりもケアはしやすく、腰痛を解消すればうつ気味の気分も自然と晴れてきます。また腰痛には痛み止めだけでは不足です。慢性化する腰痛は痛み止めの種類も徐々にエスカレートし、そのうちに強い薬でも効き目が抑え込まれてしまい、とうとう本物のうつ病になってしまうことも考えられますので、腰痛をまずしっかりと診察してもらい、病気かどうか、あるいは日常の原因は何かを突き止めることが先決です。椎間板ヘルニアの初期症状が出ていた、というケースも多く、ヘルニアによる神経圧迫がまだ出ていない時期の腰痛かもしれません。そのままだと臀部にも痛みが起こり、徐々に脚にも症状が現れたり、我慢強い方が感覚麻痺や筋力低下などにいたる場合も考えられます。


うつ病かどうかの自己診断方法はかなり有用です。まず倦怠感や疲労感が強いかどうか、ジェスチャーが遅くなっていたり、思考、判断などの速度が鈍ってきているなど、肉体も精神もある程度変化が現れますし、睡眠については眠れない、朝早くに目が覚める、あるいは睡眠時間が長すぎるなど、1日にしっかり7時間は寝ていた方でもたまには不調になることもありますが、このような乱れがあっても日中はなんともない、という場合は要注意です。また男性の場合はイライラすることが多く、否定観念が普段から強い方は特にお酒などを飲みすぎないようにすることも大切です。


腰痛は様々な病気のサインであり、うつ病だけではなく、風邪でも同様に腰が痛むことはよくあります。また風邪で腰が痛む方は、他の病気でも腰痛は出やすい、と考えて問題はないでしょう。常日頃から腰に来たら何が原因かをチェックするように習慣付けるのが大切だと思います。またもちろん腰自体が強くありませんので、脊椎に関する病気や筋肉の衰えについてのケアも継続しなければなりません。