高血圧と喫煙 | 体の悩み解決ブログ

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喫煙をすると血圧が上昇してしまうのをご存知でしょうか?たばこの中にはニコチンやタール、一酸化炭素が多く含まれています。その中でニコチンは体内に入ると血管を収縮させる作用があり、その為に心臓への負担が急激に増加するのです。また、タールには発ガン物質が含まれているとも言われています。たばこには体に良くない物質がたくさん含まれていることを覚えておいて下さい。


血管が収縮するということは、血圧の上昇につながります。よって高血圧を引き起こしたり、悪化させたりするのです。一般的に、たばこを1本吸うと最高血圧が10~20mmHgほど上昇すると言われています。これはすぐに元に戻るわけではなく、10~20分は元の血圧に戻らないことがあります。


また、朝起きてからすぐにたばこを吸う人がいますが、これはとても危険です。50歳以上の方に多く見られる「早朝高血圧」というものは、朝の5時から7時頃に血圧が高くなるのですが、この時にたばこを1本でも吸ってしまうと最高血圧が30~50mmHgほど上昇することがあるので注意が必要です。急激な血圧上昇は体に危険をもたらすことがあるので、なるべく朝起きてからすぐにたばこを吸うことは避けましょう。


たばこには中毒性があるので、なかなか止められないという人が多くいます。今は昔と比べるとたばこの健康被害も知れ渡るようになったので若者の中では喫煙者が減少してきていると言います。しかし止められない人もたくさんいるのが現状です。病院に行ってしっかりと禁煙する人も増えてきました。例え高血圧でなくても、健康のためになるべく喫煙は避ける方が良いかと思われます。