実は高血圧は遺伝的体質が関わっていると考えられています。
高血圧の人でおよそ４割もの人が遺伝的体質が関係していると言われています。
両親が高血圧の場合は子供の半数が高血圧になり、片親が高血圧ならば約４分の１の確率で子供が高血圧になると言われています。
どんな病気であっても遺伝によって起こることはありますが、高血圧も同じなのです。
しかし高血圧になりやすい体質が遺伝するということであり、高血圧自体が遺伝するわけではありません。よって高血圧になりやすい遺伝的体質であったとしても、食生活や生活習慣を気をつけていれば高血圧を予防することが出来るのです。
幼い頃から親と一緒に生活してきたのですから、食事の好みも似ているかと思います。親の料理の味付けが濃かったらそれに慣れてしまっていて濃い味を好むようになっているかもしれません。
しかし、どこかの段階でそれを見直さなければいけないのです。
両親が高血圧と診断されたことがある人は、自分自身も高血圧症になる可能性があるかもしれないということを認識しながら生活を送りましょう。
そうすることで高血圧になるリスクを減らすことができます。