既にご覧になった方も多数いらっしゃるかと思いますが、中山康直さんが塾長を務める弥栄塾の公式ブログにて、中山康直さん書下ろしのメッセージが本日午後公表されました。


マスコミ会見はありませんでしたが、中山さんの生の声を待望していた人達に是非このメッセージを伝えてほしいと思います。


以下、上記ブログからの転載です。

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極楽様です。
ダジャレ好きの大麻教祖さまと言われた中山です。(笑)

この度は、大変お騒がせ致しまして、皆様に御心配や御迷惑をお掛けしましたこと、申し訳なく思っております。
一見、ピンチに思えるこの様な状況をチャンスに変えることが、御迷惑をお掛けした皆様に対する僕にできる最大限の誠意であると実感し、これからの麻の活動において、初心にかえり麻褌を締め直して大麻の解放に挑む所存です。
今回の件をきっかけに、司法や行政の世界に今一歩踏み込み、大麻の真実をアピールできる絶好の機会を与えてくれた天の計らいに、心から感謝して、乾坤一擲の志で天命を全う致します。

12月20日に起訴され、保釈された日は12月22日でしたが、その日は冬至であり、夜明けのアサ、まさに2012年の冬至へのカウントダウンが始まった日でもあります。
そして、来年は辰年、僕も辰年の年男ですから、龍の如く、これからの本番に際し、たっぷり充電して参りました。

http://www.youtube.com/watch?v=KalIAgfh6XU
僕が逮捕された後、伊豆大島近くで発生した竜巻

パンツを履いて、敵地で捕虜となっていた23日間 (笑)、皆様の熱い激励にたくさんの勇気を頂き、大変有意義に過ごしておりました。
拘留中は、今までの麻の活動を振り返りながら、今後の活動の展望にさ らなる可能性を確信した次第であります。
「この国を変える大いなる麻の力(仮題)」という次回作の本の執筆も順調に進み、せっかく塀の中で捕虜となっていたわけですから、留置場に内部取材に着たと思い、通常では体験できない留置生活のエピソードを余すところなく書き綴っています。自分で言うのもなんですが、かなり面白いので乞うご期待 !

今回の事件の捜査関連の流れでわかったことは、僕は殆ど本土で産業用大麻の活動をしていたわけですから、捜索や逮捕の理由がありません。
そんな中、大島の知人の内偵を通した交友関係の中から僕の存在が浮上した経緯があり、それが今回の捜索及び逮捕となったわけです。
実際に僕は大麻草を所持していましたから逮捕されましたが、そのことについては、それなりの明確な理由がありました。
この件は、これからの裁判の中で証言していく事項なので、ここでの明言は控えておきます。

それから、皆様もすでに理解して頂いていると思いますが、メディアニュースや新聞等で言われていた宗教団体等のいくつかの報道は、まったくの事実無根であり、マスコミがおもしろおかしく描いてつくったストーリーです。
実際に僕自身、ヘンプカー等の麻の活動で忙しく、逮捕されたその他のメンバーとは3.11以前から、ほとんど会っていませんでした。
報道もここまで来るとその質と背景の暴露にすぎず、墓穴を掘っていて相手にしていられませんが、この先、裁判を行っていくことになるので、その真実は追って明らかになっていくことでしょう。

今回、僕を逮捕した警察は、警視庁の組織犯罪対策課であり、銃器犯罪や薬物組織犯罪が専門で、普段はコワモテの人たちを相手にしています。
そんなところに僕のような麻の有用性や歴史考察の専門家が行ったものだから、描いていたイメージと違い、拍子抜けしてしまったようです。
取り調べでも、所持していた理由にも関係する麻の有用性をいつもの講演のように捲し立てたので、報道されているような事件の供述に繋がらないから、もう勘弁してよって感じでした。
ちなみに僕を取り調べた刑事さんは、かの酒井法子さんを担当した精鋭刑事であり、結果的には友達みたいになってしまい、僕より年下でしたので、大麻の先生とか人生の先輩とか言われて、取り 調べも後半は、大麻とは直接関係のない、生き方や考え方の談議となりました。

今回、僕が法律を犯してしまったことは事実なので、様々な御意見、批判、中傷などをお持ちの方も居られるでしょうから、どうぞ、思う存分言いたいことを言って頂いて構いません。
僕は、人間がつくしりもの以上に自然がつくりしものに敬意を表しているひとりなので、法律だからとか、ルールだからという意見には、否定も肯定もなく、ただただ、すべて受け入れるのみです。大麻という植物は、どんな存在にも中立であると思います。
だからあらゆるものと適合しやすい多様性という特徴もあるわけで、いかなるものに対しても平等な大麻の性質に平和の神髄を知り、心からこの植物を愛しています。

愛するもののために生命をかける覚悟の前には、どんな力も最後には感動と笑いしかありません。
人をどんなに拘束しようが、どれだけ勾留しようが、その人の精神を留めておくことはできません。本来、人の心は雲のように自由であり、志は神風のように崇高だからです。

☆自覚なき奴隷として生きて死ぬのか
☆自由な心をもって死んで生きるのか

この度も、ヘンプの仲間たちの存在によって、すごく支えられました。
丸井先生も自分のことのように親身になってくれて、助けられました。
僕の弁護が初陣となる超イケメン若手弁護士の大輝君に元気を頂きました。
みんなの代表として、面会に来てくれた徳田さんと活日土さんに勇気づけられました。
痛みを知っているものすごく優しい毒舌怪獣前田さんも面会に訪れてくれて救われました。
長吉さんや谷代さんや赤星さんの対応配慮に心強さを感じ、森山さんの熱き心に改めて感激しました。
とにかく、ヘンプの仲間の元気玉に、たくさんのエネルギーを頂きました。ありがとうございました。

来年の僕の講演会は裁判所で行なうことになります。(笑)
裁判等の日程等が決まりましたら、御連絡致します。
時間がありましたら、是非とも傍聴に来て下さい。

天命を授かり
宿命に生きて
運命を開きて
使命に燃ゆる

(中山康直)
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以上、転載終了

中山康直さんの弁護人を任された丸井英弘弁護士は、昨日facebookで以下のようなコメントを発表しています。

最近伊豆大島で大麻取締法違反容疑で7人が逮捕され、12月20
日に起訴されました。中山康直さんも逮捕・起訴されましたが、私
はその弁護人を担当しています。来年に始まる中山さんの裁判では
大麻取締法の違憲性を全面的に主張する予定です。この裁判を通じ
て、大麻取締法の問題点を明らかにし法改正に繋げたいので、関心
のある方の協力をお願いします。 大麻草検証委
員会のホームペー
ジを参考にしてください。

年明けの裁判、楽しみになってきましたね。

ただ傍観するだけの傍聴人ではなく、夜明けのアサを開く決意を固めた一当事者として、この裁判に参加したいと思います。