ふだん宵っ張りなんだけど
最近、夜は外を出歩かないから

緊張した。






エアコン故障中の

車の窓を全開にして

ちょっと夜のドライブへリムジン前💨

 

 

 

 

20分くらい走って

茅ヶ崎から寒川へ入るところで

畑の肥やしのニオイがプーンとして、、、

 

 

 

 

こういうのいつもなら

窓閉め切ってるから気づかないこと

新鮮な感覚ピリピリ

 

 

 

 

 

 

 

 

日付が変わるころ
寒川神社 に到着

 

6/9の裏表参拝ツアーから1ヶ月ぶり。夜来るのは初めてでドキドキした♡

 

 

 




 

 

 

 

 

 

人もまばらに

静まりかえる境内

 

 

 


神様は扉を閉めきって

南湖浜へ旅立ちの準備中

 

 

 

 

赤、白、黒、黄色、緑の布に、叶結びか総角結びのタッセルがついてる、こういう様式美がたまらない。

榊かしら??

 

 

 

 

大事に扱われる

五色の布に

 

夜道を照らす提灯と

根付きの木は榊かな

 

 

 

 

 

 

 

お籠り解禁の旅だちを

いまか、いまかと

待ってるみたいだった

 

 

 

 

 

 

そうビックリマークこの日は、

4年ぶりの 浜降祭 の日

 

 

 


茅ヶ崎、寒川地区内の

約40基の御神輿が浜辺に集結して

年に一度の 禊祓い をする

 

 

 

 

 

 

    

● 浜降祭の由来 ●


その昔、

5月の節句に開催される

国府祭(大磯)からの帰り道


ある争いが起きて
寒川神社の御神輿(御神体)が

川に流されてしまった、、、

 

 

御神輿(御神体)も

探すも見つからない。

 

 

 

困り果てた神社は懸賞金を付けて

御神輿探しを願い出たところ

 

南湖(茅ヶ崎)の漁師、

鈴木孫七の網に

御神輿(御神体)が掛かり

事なきを得た

 

めでたし、めでたし。

 

 

 

この事件をきっかけに

年に一度、南湖の浜に

御礼詣りを兼ねて海で禊祓いをする

習わしになったという
 

 

(他にも諸説あり)

 




 

 

 

浜降祭の由来をあらためて

読み直して感じたことは

 

 

 

 

小競り合いから

神様が姿を隠してしまって

 

古事記にも描かれないほど

古くから存在するお宮は

神様不在の事態に

 

 

困り果てていたところに

救世主の登場!

 

 

ようやく

相模の国に神(平穏)が戻った!!!

 

 

 

 

 

まるで天岩戸開きみたいだな

って思った目がハート気づき

 

 

スサノオの乱暴狼藉ぶりに腹を立てたアマテラスは岩戸の中に身を隠してしまった。太陽がなくなり、世界は闇に包まれた。困った八百万の神々たちは、アメノウズメを中心に楽しい宴を開き、見事、岩戸の中からアマテラスを引きずり出すことに成功した。めでたしめでたし。(天岩戸開き伝説)

 

 

 


 

 

ちなみに御神輿を見つけた

 

 

鈴木孫七家は、今も
天孫(てんまご)の屋号で呼ばれ

御旅所神主(おたびしょかんぬし)を務める

 

 

 

 

 

御旅所神主とは祭礼の都度、

寒川神社から祭礼の準備を依頼され、

 

献鐉(けんせん)

盛砂(もりずな)

注連(しめ)張りなど


古くは

風折烏帽子、素襖(すおう)

 

 

近年までは

麻裃(あさかみしも)を着けて

刀を差しての姿で

 

 

最初に

玉串を奉奠(ほうてん)したらしい。

 

 

 

 

 

 

天孫って文字も

天孫降臨に通じるよね

 

 

 

 

 

 

孫七さんって

猨女君(アメノウズメ)であり

 

神々が地上に降りてきたときの

道案内役のサルタヒコみたい猿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜道を照らす提灯のライトも、昔は蝋燭の火だったのだろうな

御神輿の頂の鳳凰は稲をくわえてた。

 

 

 

 

 

そうこうするうちに

担ぎ手の皆さんがワラワラと集まり

御神輿が担ぎ出されて

 

 

 

とてもとても

神々しかったキラキラ





 

逆光になっちゃったけど、深夜の神社デートに付き合ってくれた美女たち。ゆかりさん、たえこさん、あきこさん、けいこさん(左から順番に)、ご参加ありがとう♡

 

 

 

 

 

 




耳を澄ますと、

鳥居の外では

 

お迎え三銃士の

倉見神社、菅谷神社、八幡大神

の3社の御神輿が

 

お囃子と甚句で

最高潮に盛り上がってる笑い




 

 

 

 

 

動画で雰囲気をお楽しみください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まもなく、午前2時30分

 

旅たちのご神事

発興祭(はつぎょさい)が執り行われて

 

 

 

天津祝詞奏上で、祓いたまえ、清めたまえ〜♪他に、神拝詞(寒川神社)もあったかな。

 

 

 

 

こうして寒川大明神さまは

お供の三銃士の神様たちと

賑々しく浜辺へと旅立っていった。

 

 

 

 

 

 

今回の宮出し風景、


いつもお世話になっているマダムから

「とっても素敵だから見てみて〜」って教えてもらって

 

深夜に動くので

ちょっと面倒臭いなって

ためらったんだけど

 

 

しかも、クルマのエアコン壊れてるし、ぶつけられてキズついたままだし。行きたくない言い訳はゴマンと出てくる。笑

 

 

ひとりじゃなく

ご参加くださったみなさんを巻き込んで

 

 

 

実際にこの目で

一部始終を見ることができて

大満足ハート

 

 


深夜の寒川さんに入れる機会もあまりないし

心の底から満たされる達成感でいっぱい

(年末年始は混みすぎてる)

 

 

 

ホント行けてよかった♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御神輿に乗る前の

お宮の中で

人々の願いを聞いているときには

 

 

とてもなごやかな

和御魂(にぎみたま)で

 

 

 

 

 

ひとたび御神輿に乗って

結界の外へ出ると

 

 

 

ノリノリな

荒御魂(あらみたま)

 

 

 

 

4社の御神輿を送り出し、境内につかの間の静寂が戻った。

 



 

 

この同じ神様が見せる

2つの側面(陰陽)も面白い爆  笑

 

 

 

 

 

 

 

 

真夏の夜の妖精茶会&浜降祭レポ、続きますビックリマーク

 









 

 

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