スメルハラスメントとも呼ばれるように、人の身体の臭いが、他人に悪影響を与えているということです。
以前はセクハラぐらいしかよく使わなかった言葉も、最近では、パワハラ、モラハラと、ハラスメントが増えてきています。
ハラスメントとは人を困らせること、嫌がらせとあります。
スメルハラスメントはにおいによって、人を困らせているのです。
しかし、自分から好きでいやな臭いを出しているわけではなく、どうしようか困惑している方や、自分の臭いすら気が付いていない方もいます。
そういった人に対して、くさいですよなんてなかなか言えません。
でも、もし自分のにおいに気付いてない人がいても、いつかは気付く時がきます。
そして、人間には必ず人それぞれのにおいがあります。
年齢を重ねていくとにおってくる加齢臭というのもその一つです。
加齢臭とは
加齢臭の原因は、わきがなどの体臭と違い、ノネナールという成分がにおいの元になっています。これは人の皮脂腺からでる脂肪成分が酸化して匂ってくるものです。
この現象は歳をとるとにおうもので、老眼が必要な目になったり、耳が遠くなったりするのと同様で、加齢に伴って出てくる症状です。
加齢臭とオヤジ臭
加齢臭は誰にでもあるということは、女性も加齢臭をだします。しかし、女性があまり不快なにおいを出していないように感じるのは、それなりに努力をしているからです。
体を清潔にし、服もしっかり洗い、女性としていつまでも綺麗でいたいという願望が、表に現れてきます。
しかし、男性はというと、加齢臭=オヤジと言ってもおかしくないように、男の加齢臭はくさいというイメージです。
なかには、においを気にして、ケアをしている方も当然います。そういった方々は歳をとっていても、かっこよく見えるものです。
ではなぜ、加齢臭がオヤジ臭となってしまうのかというと、日本人の中で、加齢臭=オヤジ臭という式が頭でできてしまっているからです。
体臭と人間関係
この加齢臭が一番気になってしまうのが、いつも一緒にいるパートナーです。結婚して長い間一緒にいたのに、急に夫のにおいがだめになったという方は大勢います。
まさに、熟年離婚になりかねない事象ですが、これは事実です。
なぜ、今まで気にならなかった加齢臭が気になるようになったのか。
それは相手の事が少し冷めてきたからです。
もしくは、本当に一緒にいる時間が多くなり、特に気になるようになってきた。
歳をとっている方は、定年を迎え、家にいる時間が多くなります。
それと同時に、妻とも一緒にいる時間が長くなります。
こうなると、奥さんのほうは今まで朝、晩しかいなかった存在が家にいるようになった。昼間の自分の時間がとりずらくなった。
と、いうことになればストレスもたまってきます。
そして、いよいよ相手の事が嫌になり、こうなってしまうと、いままで感じなかった体臭が気になってしょうがなくなるということです。
そこで、相手にくさいと言われ、落ち込むと余計に気になってしまい、元々それほどにおわなかった体臭であっても、気になって仕方がなくなり、うつ病のもとになってしまうかもしれません。
自分の身体を知る
人間の臭いというものは、人それぞれの個性でもあります。そして、フェロモンでもあります。しかし、いつもと違ったニオイがするようになったり、人が自分を避け始めたら、自分の身体を見つめ直す必要がありそうです。
今までと何も変わっていないと思っていても、年齢と共に体は変化していくもので、いつまでもかわらないことはありません。
人に嫌われないよう、人を悪い気分にさせないよう、自分の身体はいつもきれいに、ケアすることが大切です。