事情があり、急ぎ仕上げなければならない針仕事がありました。
ミシンではできなくて、はりでちくちくちくちく・・・。
そんな時にちょうど新幹線に乗る機会が度々あり、
時間が迫っていたので、移動中も針を使いたかったんです。
でも、「針」も「鋏」もいわば凶器ですよね。
鋏は使う時だけ取り出すようにしておりましたが、
小さな針でも「先端恐怖症」の人がいるかもしれないし、
ちょっとした揺れで気になる人がいるかもしれない。
そう思って、針仕事をする前にお隣の方に声をかけました。
「申し訳ございません、ちょっと針仕事をしたいんですが宜しいですか?
」
「ええ、どうぞ」
「もし気になるようでしたらおっしゃって下さいね。」
お隣になった2人の方に声をかけてさせて頂いたのですが、
お二人とも(男性)とても協力的で、有り難かったです。
一度は鋏が落ちてしまったのですが、
キャリーバッグを足下に置いていたので、動かすと迷惑になるかと思い、
なんとか手で糸を切ろうとしたものの切れず、
諦めるか・・・と思っていたらお隣の方が、
「鋏拾えます?どかしますよ?」って自分のテーブルを元に戻し、
ご自分の荷物も移動させて下さいました。
すごくあったかくて有り難~~い気持ちに包まれました。
嬉しかったです。
いつも思う事ですが、「一声かける」これだけで、
随分とその場の雰囲気が変わりますね。
躊躇せず、勇気を持って!と思います。
さて、針仕事というのは、一種の瞑想状態を生み出します。
家にいる時は、お気に入りのDVDをかけながら、
ちくちくしていたりもしましたが、
落ち着いた音楽を聴きながら、または静けさの中で、
頭に浮かんでくる様々な思いや情景を浮かぶままにしつつ
針を見つめる時間。
意外にも「焦り」はなく、とても落ち着いた気持ちで仕上げる事が出来ました。
日常に、もっと瞑想を取り入れたいなと思います。
15分でも効き目はあると思います。
