みなさん、こんにちは!
栄養で身体のパフォーマンスを上げる!
カラダツクルの久保です。
プロテインの新味でココアをリリースしたのですが、
その味付けに「羅漢果」を使用したことを紹介しました!
「羅漢果」について色々調べていくと、
「え?すごいじゃん、羅漢果」
と、かなり良い効能があることに気づきました。
本日は、「羅漢果」の由来や
詳しい効能について解説します!
羅漢果とは?
中国の広西省桂林周辺にしか存在しない植物で、
古来より「不老長寿の秘薬」、「神の果物」
と呼ばれている果実のことです。
羅漢果の甘味成分はブドウ糖ではなくトリテルペン系配糖体。
その薬効として、細胞を壊さず、活性酸素を除去する
機能いわゆるスカベンジャー効果を
豊富に持ったSOD食品である果実なのです。
また、極陽性で身体を温め、体内に取り込まれた農薬等を、
水の中に溶かし込んで排泄することができますし、
さらに、極めて高い抗酸化作用や抗炎症作用と
ともに強力な界面活性力もあります。
羅漢果の由来!
概説
羅漢果は、瓜科の多年性の宿根蔓性植物である。
その学名を、Momordicae Grosvenori Swingle と言い、
その果実を乾燥させものである。中国では古来より、
不老長寿の秘薬、宝果として珍重されてきた。またの名を光羅木?ともいう。
春3月に蒔種、夏開花し、秋9月-10月
結実するも、収穫は翌年秋からで、約10年間収穫できる。
産地
中国広西省チワン族自治区の東北部の、永福、
臨桂両県を中心とした山岳地帯で、東京都よりも狭い。
緯度的には亜熱帯に属するが、一帯は山岳地帯(高さ400m-1000m)で、
平坦地はほとんどなく、渓流が縦横に走り、気候は四季温暖である。
降雨量は年間2000ミリ以上と多く、昼夜の温度差は大きい。
朝夕は濃霧のため日照時間は短いが、日当たりがよく
水捌けのよい山岳の傾斜地を好むとある。(広西伝統食品大全)
羅漢果の歴史
産地一帯は、かつて少数民族ヤオ(瑤)族の王国があった。
清朝の嘉慶年間頃、ヤオ族の医師「羅漢」が、
羅漢果に不老長寿の薬効があることを発見し、
万病の治療に当たり、かつ栽培を指導したと伝えられている。
以後人々は、その偉大な徳を慕って、この宝果を「羅漢果」
と呼ぶようになった。そして、ヤオ族の王は、
これを「長寿の神果」と名づけ、「秘薬目録」に加えて、
門外不出を命じたと言い伝えられている。
羅漢果がその生薬としての偉大さが、
中国各地に知れるようになったのは、
1850年以降のことであるが、漢方の生薬として学術的に
認知されたのは1932年の「嶺南采薬録」
ではじめて羅漢果の名が生薬として記載された。
効能
1 | 咳を鎮め、痰を切るなど、呼吸器系の疾患の改善 |
---|---|
2 | 抗炎症作用 |
3 | 解熱作用 |
4 | 利尿作用 |
5 | 胃炎、便秘、下痢などの胃腸障害の改善 |
6 | 高血圧、糖尿病などの生活習慣病の改善 |
7 | 動脈硬化、心臓病、脳梗塞の改善 |
8 | 近視、老眼、白内障などの眼病の予防治療 |
9 | 喘息、アトピー、鼻炎、花粉症などのアレルギー体質の改善 |
10 | シミ、シワなどの皮膚の老化防止 |
11 | 抗ガン剤の副作用の軽減 |
12 | 新陳代謝を促進し、ストレスの解消 |
13 | ダイエット効果 |
14 | 生理痛の軽減、婦人病の改善 |