今後、もしも自分の配偶者が不倫をしていて、サレ妻、サレ夫になってしまった方々のために書いておきます。
自分の夫が、もしくは妻が不倫をしていたことがわかった時、どうすればよいか何も分からないです。
その事実を受け入れることすら難しい状況で、そこで冷静な判断なんかできないです。
正直、自分がそうでした。
今思えば、あーすればよかった、こーすればよかったとか考えられますが、その当時はホントに心に余裕なんか無かったです。
自分は、すぐに弁護士さんに相談すればよかったと思います。
なんとか自分だけで解決できないかと、家族のためにとか、夫婦間のためとか色々考えてしまうんですよね。
でもなかなか難しいと思います。
たぶん不倫相手が一番嫌がる事って、単純に弁護士をたてられて慰謝料請求される事だと思います。
自分の弁護士さんはそう言っていました。
ただ、気をつけなきゃいけないのは、慰謝料請求の額と、実際に勝ち取れる慰謝料の額にはけっこう差があります。
原告側がいくら心に深い傷を負ったとしても、あまり納得いかない金額なんです。
結果的には原告側がいくら強気で慰謝料請求額を多くしても、実際に請求できる金額の相場は決まっています。
そしてその相場は、次の事で決まります。
1 不貞行為の期間と回数
2 婚姻年数
3 子供の有無
4 夫婦関係が破綻していたかどうか
5 不倫相手の年齢と社会的地位など
6 その不倫が原因で別居または離婚したか
特に1の不貞行為の期間と回数は大きく関係します。
しかも不貞行為は完全なSEXのことです。
キスやオーラルセックス程度ではなかなか難しいみたいです。
自分の妻の不倫相手の場合は、付き合っていた期間は数ヶ月で、不貞行為は1回だけでした。
妻とウジ虫野郎の両方から話を聞いたので、1回というのは間違いないことでした。
なので、最初の慰謝料請求額は200万でしたが、実際に取れた額は50万でした。
弁護士さんも、1回だと50万ぐらいが相場だと言っていました。
これが10回以上だと高くなるみたいです。
そして、6の別居または離婚したかで金額が大きく変わるみたいです。
不貞行為1回の場合ですが
別居だと150〜200万
離婚だと200〜300万
弁護士さんから聞いたことなので、あくまでも相場だそうです。
あとは他の条件にもよって金額は変わってくるみたいです。
弁護士さんが言っていましたが、不倫裁判は訴えた側の心の傷の深さに比べて、判決内容はそれほど重くはないのが現実だそうです。
自分もそう思いました。
でも、最初から弁護士さんに頼んだ方が絶対によいと思います。