先日、念願のライアー発表会へ行ってきました。千葉県の自宅近くの駅から発表会のあった川崎市の百合ケ丘駅まで電車で1時間45分。長いようですが、読書をしていたらあっという間でした。
膝の上で奏でる竪琴・ライアー。その音色は、とても繊細。天使の奏でる楽器だと感じました。一音一音が優しく語りかけてくれているようで、癒しの音にリラックスできました。
竪琴のルーツを持つライアー。20世紀前半にスイスの障がい者のための施設で誕生し、ヨーロッパの治療教育、音楽療法などで使われていたそうです。ライアーは、日本に入ってきてまだ40年くらい。ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、とてもステキな楽器なんですよ。
アルトライアーとソプラノライアーがあります
今回の演奏会は、ブログのお友だち・spielen-stricken(スピエレン・ストリッケン)さんが出演する発表会でした。spielen-strickenさんは、ライアーを始めて30年以上というキャリアの方。演奏家ですが、あまり知られていない楽器・ライアーをご紹介するためにライアーのレッスンもされています。
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今回の発表会は、撮影と録音がNGでしたので、2020年のspielen-strickenさんとメンバーの方による演奏をお聴きいただこうと思います。真ん中の方が、spielen-strickenさんです。
2020 相模湖交流センター メッセージコンサート@ラックスマン ホール Vol.6 Tre Fontane「ライアーの音色」
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今回、spielen-strickenさんの発表会のご紹介をさせていただきましたが、実はブログに書いても大丈夫だろうか・・・と思っていました。 spielen-strickenさんは、ブログからもわかるようにとても控え目な方なので、彼女が大切にしている世界観を壊してしまっては申し訳ないと思ったからです。その聖域に土足で上がっていくような気もしていたのです。
けれど、 確認をとらせていただいたら、「どうぞ紹介してください」とおっしゃっていただき記事にしてみました。彼女のブログにライアーのことや発表会のことも詳しく書かれていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
初めてライアーの響きを聴くことができ、ぜひまたコンサートへ行こうと思いました。ライアーの始まりがメンタルヘルスの治療と関係があったと聞いて納得。その音色を聴いていると、こころが落ち着きます。
例えは良くないかもしれませんが、私が行っている歯医者さんでは、フラの曲がかかっています。その音を聴いているだけで、苦手な歯医者さんでもリラックスできます。ライアーもこんな風に人の気持ちをリラックスしてくれる音色だと感じました。音楽の力ってすごいです。
今週も
こころのネジをギコギコ
今日もお読みくださりありがとうございました。