今年の5月にクラフト作りをなさる方と知り合いました。その方は、お財布、携帯カバー、ブックカバー、キーホルダー、ネックレス・・・。様々な物をレザーで作っています。私はそれを見て驚きました。なんというクオリティーの高さ。プロ並みの作品です。それらは、売り物ではなくあくまでも自分のために作ってらっしゃいます。その方の作品を見ながら、「私も作ってみたい」。そう思いました。

 

 

2カ月後の8月は、夫の誕生日。今年は何をプレゼントするか、頭を痛めていたところ。先ずは、夫にレザー製品で何が欲しいか聞いてみました。一日ほとんどデスクで仕事をしている彼のリクエストは、ペン立て。それなら私にでもできそう。それから、私の初めてのレザー製品作りが始まったのです。

 

 

 

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ボサノバの代表曲でもある「サマー・サンバ(ソー・ナイス)」は、多くのミュージシャンにカバーされています。あまり、聞き慣れないアーティスト、Novaが歌うこの楽曲も良い感じですよ。

 

 

Nova

 

 

Samba de Verao (Summer Samba)/Baila Nova

サマー・サンバ(ソー・ナイス)/バイーラ・ノヴァ

 

 

 

ヴォーカルのローラ・ヴァルは、スペイン生まれ。若い頃からボサノバ、ジャズを歌っていた。他3人のメンバーは、アメリカとデンマーク生まれ。皆、LAで活動している。この楽曲は、1964年にマルコス・ヴァーリが作曲。その2年後、ブラジルのジャズ・オルガン奏者ワルター・ワンダレイが率いるトリオによりヒットした。

 

 

(歌詞)

Voce viu so que amor

Nunca vi coisa assim

E passou, nem parou

Mas olhou so pra min

・・・・

 

愛を見た?

こんなの見たことないわ

あなたは通り過ぎ

立ち止まることさえしなかったわ

ただ私を見てた

・・・・

(参考:DeepL)

 

 

 

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先ずは、型紙に平面図を描きます。

 

 

 

 

 

材料はこんな感じ。レザーは、ジョイフル本田で買いました。A4サイズをカッターで切って、両端に小さな穴を開けました。

 

 

 

 

 

 

つなぎ目は、糸で縫います。

 

 

 

 

出来上がりは、こうなりました。

 

 

 

 

 

そして、誕生日。

夫も喜んでくれて、手作りのペン立てはデスクの上に。

 

 

 

今は、ベージュ色ですがオイルを塗って磨いていけば、徐々に深い茶色になって使い込んだように色が変わって来るそうです。

 

 

 

 

 

お誕生日のお祝いで、

ちょっと贅沢に銀座「ろくさん亭」でランチをしました。

 

 

 

 

そして、上野の東京博物館裏の応挙館でお茶。

 

 

 

 

森の中にある応挙館。落ち着きます。

 

 

 

 

 

1700年代の家屋を移築。

 

 

 

 

数年前、夫と私はケンカが絶えず、私は真面目に離婚を考えていたほどです。今振り返ると、離婚せずに思いとどまって良かったと思っています。

 

 

今では朝、夫が起きるのを楽しみにして、独りででかけると一緒に来たかったと思い、ふたりで山に行けばいつまでも一緒に歩いていきたいと思い・・・。あのケンカがあったからこそ、深まる思いやりが芽生えたのではないかしら。今日、夫の背中を見ながら、そんな風に思いました。

 

 

 

月曜日

今週も

心のネジをギコギコラブレター

 

 

今日もお読みくださりありがとうございました。