今日はピンクのドレスにしようかな?それとも白?

 

幼少のころに遊んだリカちゃん人形。毎日、その日の気分でドレスを選ぶ。オーガンジーでできたドレスを着たリカちゃんは、すっかりお姫様。

 

幼少のころの「お着替えごっこ」を思い出しました。東京都現代美術館で開催されている「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ展」。特にディオールが好きなわけではないのですが、洋服が好きで美術が好きな方にはぜひ、おススメしたい展覧会です。

 

 

予想外にも楽しかった。いえ、どの作品も美しくて。何よりも素敵だったのが、会場の空間。天井まで続く階段のような段々に並べられたドレスの数々、水の音や小鳥の鳴き声をBGMに、流れる曲線をつかった空間に清楚に飾られたドレス、真っ白のドレスだけを展示した部屋・・・。とても見ごたえのある展示でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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久石譲のオーケストラを知って、いつかご紹介したいと考えていた曲です。今回、ディオール展に足を運び、イメージがこれだったのです。フランス繋がりも。

 

久石譲と言えば、ジブリ作品。独特の世界観ですよね。当然ながら宮崎駿監督の才能があってこそとも言えますが、そこに流れる音楽も宮崎作品にとって欠かせないものです。

 

映画など画があって聴く曲は、その良さを倍増してくれます。けれど、オーケストラが奏でるこの曲は、曲だけ聴いてもどんどん引き込まれます。アルバム・ジャケットも印象に残ります。

 

 

久石譲

 

 

Un Homme et Une Femme/Joe Hisaishi・New Japan Philharmonic World Dream Orchestra

男と女

/久石譲、新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ

 

 

 

久石譲(1950年~)は、長野県出身。宮崎駿作品の映画音楽は、「風の谷のナウシカ」以降すべての作品に携わっている。7月公開予定の新作「君たちはどう生きるか」の音楽も担当するのだろうか。期待がふくらむ。この楽曲は、アルバム『パリのアメリカ人』(2005年)に収録。言わずと知れたフランス映画「男と女」の主題歌。

 

 

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今回の展覧会、ディオール作品の素晴らしさもさることながら、私が感動したのは空間の演出。日本人の建築家・重松象平(1973年~)が手掛けたそうです。重松氏は、OMAという世界的建築事務所のニューヨーク事務所の代表。これは、ぜひチェックしたい建築家です。一昨年開催された東京オリンピック開会式に携わって欲しかった・・・こんな感想を持ちました。

 

 

 

 

 

 

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こころのネジをギコギコラブレター

 

今日もお読みくださりありがとうございました。