ここ数年に一度の大忙しとは、このことです。
「メンタルクリニックの実習」が6月いっぱい。それに加え「大学のテスト」「取材&原稿書き」、これらが今週末、一気に押し寄せました。
実習は、毎日が緊張の連続。人生味わったことのない屈辱感を経験中。「実習生は、ただでさえ邪魔な存在だから気配を消すように」とか「○○さんには失礼ですが、大学生でも最近は歳いった人がいて往々にして頭が固いです」とか「フィクションとノンフィクションの区別ができていない」などなど・・・。どこでだれが見ているか分からないので悪口は書けません。
「ストレスが溜まるとブログを書きたくなるのよ」と、私にブログを教えてくれた女友だちが言っていました。その時、私は「ストレスがあると文章なんて書きたくなくなるのでは?」と思っていました。けれど、友だちの気持ちが今なら少しわかります。このイライラ(?)焦り(?)ストレス(?)をぱぁ~っと昇華したい。
誰かにこの気持ちを知ってもらいたい。無性に自己承認欲求がムクムクと。これぞ、ブログ。こんなときこそ、ブログ。最近、一週間に一本ペースでしたが、今週は久々に金曜日にも。
自分のPCの中だけで文章を綴り、写真を貼り付けて満足するのとはわけが違います。ブログでは、確かに1人以上は観てくれる人がいるって思うだけでも救われる気持ちです。みなさんはどうなのでしょうか。
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諸々の忙しさの中、ヘビー・ローテーションしている「バリバリ気合のはいるヴィヴァルディ」をご紹介します。タイトル「勝利のユディータ」は、物事に打ち勝つ逞しさを感じます。歌うは、バレリーナのような美女、リー・デザンドル。彼女の迫力の歌声とお姿をご覧になったアナタ、きっとヤル気が満ち満ちてくるはずですよ。頬骨をグイッとあげる仕草が最高。ぜひ、最後までご覧ください。
Lea Desandre
VIVALDI//Juditha Triumphans, RV644:Air Armatae face et anguibus’ by Jupiter/Lea Desandre
勝利のユディータ/リー・デザンドル
リー・デザンドル(1993年~)は、フランス出身のオペラ(メゾ・ソプラノ)歌手。2014年にシャンゼリゼ劇場でソリストとしてデビューした。古楽界注目の歌姫。
(歌詞)
*ラテン語だそうです。私には、こう聞こえます。バリバリ気合入る楽曲です。
あれ~待って、チョコレート。
・・・
とろ~りそっち、バ~リバリ!
フォオリー、そっち?バ~リバリ!
・・・・
フォーリー、察知、バア~、ア~、ア~、バ~リバリ!
・・・・
フォーリー、フォーリー、あれなぁ~~~に?!
あれ、まぁ~まぁ~まぁ~待って!
・・・・・
(対訳責任:秘色)
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こんなつまらない話にお付き合いくださり、誠にありがとうございます。
ここで、ちょっとミニ知識をご紹介しますね。実習で学習した「酸っぱい葡萄」についてお話します。
イソップ物語の「酸っぱい葡萄」の話をご存知の方はいらっしゃると思います。それは、キツネが、たわわに実っている葡萄を見つけ、それを食べたいと思います。しかし、葡萄は自分の背丈よりも高くにあって、ジャンプしても届きません。その時キツネはこう思います。
「あの葡萄はきっと酸っぱくてまずいに決まっている」と。
これは心理学用語で「合理化」「心的防衛機制」と言います。自分の心のうちに存在する満たされない欲求や不安などに対し、合理的な説明をして自分自身を納得させる。ある物事を否認し、自分にストレスがかからないように、悪く言えばその場から逃げる(逃げるのは心的防衛機制)。そんな意味だそうです。
英語で、「酸っぱい葡萄」=「sour grapes」と言えば「負け惜しみ」という意味。このイソップ物語のまんまですね。
さてさて、バリバリ気合入った週末。なんとか乗り切りたいものです。
今日もお読みくださりありがとうございました。