今日は、私のこころに強く残っているアニメ作品、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』をご紹介します。

 

 

私は、大人になって、アニメと言えばジブリ作品、新海誠作品、最近ヒットした『鬼滅の刃』くらいしか見たことはないのですが、この作品は甥に薦められて、数年前に見てみました。

 

 

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、暁佳奈の小説です。それを原作とするテレビアニメがシリーズで放送され、その後『外伝』『劇場版』と制作されました。

 

 

 

そして、いよいよ本日、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 特別編集版』が、日本テレビ「金曜ロードショー」(10月29日PM9:00~10:54)で放送されます。本日は、TVシリーズ13話を編集したものです。再来週は『外伝』です。

 

 

 

この作品は、2019年の不本意な放火殺人事件で優秀なアニメーターの命をおとしてしまった京都アニメーションの制作。優れたストーリー、細密なアニメーションで多くのファンを持つ制作会社です。

 

 

 

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VIOLET EVERGARDEN

 

 

VIOLET EVERGARDEN / OST

ヴァイオレット・エヴァーガーデン/サントラ

 

 

 

 

 

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この物語は、兵士として育てられた一人の少女のこころの成長を描いた群像劇です。一話一話の物語が濃くて面白いのです。戦争で両腕を失くした少女。彼女が義手をつけて、自動手記人形(通称:ドール)として、手紙の代筆をする仕事を始めます。そして、彼女の中で謎だった「愛している」の意味を少しずつ理解していくのです。

 

 

 

人間の感情を持たない兵士として育てられたヴァイオレット。初めは、依頼人の言葉をそのままストレートに書いてしまう。まるで報告書のような文章しか書けません。そんな時、先輩ドールから人のこころに響く手紙を書くには、どんな気持ちでのぞまなければならないかを学びます。そして、「言葉には裏と表があるのよ」とも教えられるのです。

 

 

 

手紙の依頼主はさまざまなストーリーを抱える人々。上手く気持ちを伝えられない、ひと癖もふた癖もある性格の依頼人。純粋なヴァイオレットの言葉は、素直になれなかった依頼人のこころを開くことができたり、前に進む勇気を与えたり。そうするうちに、ヴァイオレットは、「愛している」という人の感情の繊細な襞を知っていくのです。

 

 

 

 

 

まだ、世の中にスマホもPCもメールもなかった時代。手紙は、私には大切なものでした。今でもカードや手紙をいただくと、本当にうれしく思います。人の気持ちに寄り添う手紙、私も書いてみたいものです。

 

 

 

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、ご興味のある方は、ぜひご覧くださいね。

 

 

5分でわかるアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第1回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜日はハロウィン

 

 

 

今日もお読みくださりありがとうございました。