クリスマスシーズンが近づくと
本屋さんの店先にズラリと絵本が並びます
それだけでもクリスマスの高揚感が広がり
幸せな気分になるのは私だけかな?
本格的に寒くなってきて
いよいよ冬本番が始まると同時に
クリスマスは誰かが誰かを想うシーン
という気がして暖かい気持ちになります
今日ご紹介する絵本は
ターシャ・テューダーの
『クリスマスの まえのばん』
子どもの頃から親しんだとても
暖かい気持ちになる絵本です
お話の流れも複雑なものでなくて
クリスマスイブの夜にサンタクロースとどうぶつ達
そして目を覚ましていた一家のとうさんとの
静かで心地良い交流が描かれています
こちらの絵本、とにかくターシャ・テューダーの絵が素敵で
叙情的な冬の夜
森の中に
暖炉のともる暖かな家があって
フクロウやネコ、いぬ、
その世界にすごく安心感と憧れがありました
よく見ると床下にも小さなネズミ達の部屋があって
そこでもちゃんとツリーを飾り
ネズミ達がクリスマスを祝い暮らしている
ターシャの絵からは
色んなイマジネーションが掻き立てられ
大人になってからもそのワクワクは消えないんです
ターシャ・テューダーといえば
素晴らしいガーデン作りの名人
としても有名ですが
独自の世界観とスタイルを貫いた
“意思のひと”
という印象があります
強い人間性を持つひとほど
豊かで柔らかい感性を持ち続けられるものなのかな
何年もの長きにわたって
夢やイマジネーションを届けてくれる
ターシャ・テューダーの絵本
最後にそんな彼女が好きだった言葉です
↓
”If one advances confidently in the direction of his dreams, and endeavors to live the life which he has imagined, he will meet with a success unexpected in common hours.”
Henry David Thoreau
”夢に向かって自信をもって進み
思い描いた人生を生きようと努力するなら
思わぬ成功を手にするでしょう”
絵本 「喜びの泉」 より


