Maicou Triangle 卒業記念アルバム・リリース! | からP@ミルクセーキ音楽P

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歌う作曲家Pです。

怒涛の長崎リリース!

最後は「卒業」アルバムです。

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収録曲。
11月のダイアリー(作曲マサオミ・歌3名)
カマキリ(田中マサオミ)
君鳥(田中マサオミ)
夢幻春節(唐川真)
今日の笑顔~Here Comes The Spring(pirolina)
くじららら(pirolina)
放課後が待ちどおしい(唐川真)
Ever Green MAN(唐川真)


そして!
スペシャルゲスト!

なななんと!長崎ではお馴染み、
伝説のバンド「カリスマックス」Bassのグッドマンさん!
カマキリと君鳥で参加しております!

全曲、アレンジ&打ち込みは私。

がんばりましたっ!笑。



音譜
北海道出身の僕が、
東京での20年余の活動を経て
故郷から2000キロ離れた長崎に移住。

そこで出会った人たち、得た経験について
語り尽くせるものではありません。

せめてアルバムというカタチでなら何か伝えられるかな、と。
そんな気持ちで製作した集大成アルバムです。


【解説】
ココに納められている田中マサオミの楽曲3曲は
実は、僕が彼と出会って、いちばん最初に製作した3曲なのです。

いろいろ紆余曲折あって、
リリースは「愛のある国」が最初になりましたが
その前に、この3曲を試験的に録り始めており、
途中まで完成していたのです。

今回レーベルを卒業するに当って、
「やり残した」この3曲には心残りがありました。

せっかくドラムをいれたのに…という思いもありましたし。
それに、この3曲はマサオミの代表曲やぞ?と。


ですのでマサオミに「この3曲は完成してリリースすべき」と説得、
マサオミは快諾してくれて、こうしてリリースになりました。

2曲に、スーパーBassist グッドマンさんが参加しています。
せっかくリリースするなら、ただ録音するのではもったいない
せっかくならグッドマンさんみたいな人と共演したい!
という僕の希望が、初めてココで叶ったのですね。

聴いていただいて判るとおり、ホントに素晴らしいです。


クラッカー夢幻春節は川渕卯月さんの作詞作曲。
卯月さんは音大出身で、声楽とピアノの講師さん。
ピロリーナが彼女に声楽を習っていた関係で知り合いました。

僕が7年前、初めて長崎に来た時、
北海道出身なのに2000キロも離れた土地に移住した僕を
すごく不思議に思ったんでしょうね。
そのイメージと「春節祭(ランタンフェスティバル)」を重ね合わせて
曲を創ってくれたのです。

卯月さんがガッツリ書いたピアノ譜を
ピロリーナがピアニストに徹して演奏。
僕も「歌手」に徹して歌いました。
そうして完成したのが、この曲です。

僕の長い音楽活動歴でも、
「ただの歌手」として歌ったことはありません。

これが唯一じゃないでしょうか。
そんな貴重なテイクを収録。


ピロリーナの2曲は、どちらも僕の作曲です。
ひとつめは、あるCMのために作った曲で、ボツになったテイク。
どっちもとてもいいので、公開しました。
くじらの曲は新曲。
これは、本人から近いうち解説があると思います。
僕自身のオリジナルバージョンもありますので、
近いうちリリースされると思います!



「放課後が待ちどおしい」は長らく未発表になってた曲です。
インストバージョンは、日テレ汐留のイベントで流されました。
切れのいいマサオミのギターと、
渋谷系的なラバーズロック風味が特徴です。

掛け合いヴォーカルで一瞬 Warykayuさんが出演します。
彼女とは、長崎が縁で知り合いました。
いろいろ複雑な事情があり疎遠になってしまいましたが
彼女にもらったセンス的なものは、僕にとって大きく、
こうした些細な参加音源でも、非凡さを感じさせます。

多大な感謝をいたします。

ハモリのコーラスはピロリーナ。


そして!

大団円!ハッピーエンド。


Ever Green MAN も(意外に思われるかもですが)長崎を象徴する曲でした。
僕が移住してライブ活動始めた時
いちばん受けたのが、この「Ever Green MAN」だったのです。

僕自身があまり好きではなかった、とか、
スタジオバージョン音源が、あまりいい出来ではない、
といういろんな理由で、個人的に重視していなかった「エバグリ」でしたが
この曲を何より愛してくれて、褒めてくれたのが長崎の人たちだったのです!

曲だけでなく、歌詞も共感されることが多かった。

思えば、クリスチャンの多い土地で
何事も「許す」ということが基本になっている。。


そんな土地柄で
「戻らないけど、たまに思い出すくらいはいいだろう?」
というような「過去の肯定」は受け入れられやすかったのかもしれません。

ともかく、僕にとっては、
エバグリは「長崎で成就した」曲だったんです。


そんな人気曲なのに
音源が不本意な出来のままなのはずっと心残りで
「いつか!」リメイクしたい!と長い間、考えていました。

そして今回こそがそのタイミングだったのです!


マサオミのギター、そしてピロのハモリが盛り上げてくれます。

ホントなら、愛と平和の街のように
大勢の長崎の人たちが参加してもよかったのかもしれません。

でも、レーベルの卒業式だから、
最も気に入ってくれたメンバー、
マサオミとピロリーナと共演するのが、いちばん適していましたね。


「Maicou Music」というレーベル名で
リリースされる作品は、これが最後となります。

7年間。
みんなそれぞれ成長して大人になりました。
これからは一人で歩いていくのも、またいいでしょう。

楽しかった過去です。
無理に忘れることはない。

戻る気はないが、たまには思い出すのもいい。

そんなエバグリの歌詞がぴったりです。


春やなあ。

よいアルバムが完成して本当によかったです。
みなさん、応援ありがとうございました!



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*追伸
「トライアングル」という名称の由来は
もちろん「あの」大瀧詠一氏のナイアガラからです。

このアルバム製作中に氏の訃報が伝えられました。

僕の作風は「ナイアガラ風だね」と、よくヒトに言われました。
僕自身はあまり意識していませんでしたが、そういう意味では
大瀧氏は常に僕の「大先生」であり続けたのです。

最後のエバグリ製作中
ブリッジのリフの部分をミックスをしていた時、
「もっと派手にリバーブを最大にかけろ!」という
天の声が聴こえてきました。

あれこそが、彼を大先生と仰いだ僕そのもののサウンドだったのです。

大瀧さんのサウンド、曲、そして歌は決して亡くならない。
今後もずっと生き続けますから、今後も師事して行くでしょう。
ありがとうございました。