KARAジヨン*雑誌取材で語ったこと | ブログ移行しました。

【セクシーな女】
”末っ子として可愛く見られるイメージが多いじゃない。
感謝しているが、う一ん…そのイメージだけが定着してしまうかと思うとちょっと怖いというか、嫌だった。
もちろん可愛いイメージもいいが、成人にもなったからもっとオシャレなこと、セクシーなこともやってみたかった。
そんな姿も似合ってると言われたい。だから撮影する時は、よりー生懸命にした。
セクシーなポーズも不自然にならないようにもっと上手くなろうとした。
成人になるとまず、子供だからと無視されないようだ。
どこに行っても「ああ君はまだ未成年なのか」という風に冗談で無視する人が多かった。
「なあ、おちびちゃん、君は何も分ってない」と。私は全部分かってるのに…。

正直言って成人になったといっても、大きな変化があったわけじゃない。
その代わり、より責任感が生まれて、以前は考えなかったことも心配もするようになった。
10年後の自分の姿はどうなのか、みたいなこととか。
去年だけ振り返ってもみても、明日何食べようかな? 何しようかな? だいたいこんなことを考えていたとすれば、今は1年後の自分が何をしてるだろうか?って考える。
たまにお金の心配もするし。お母さんとお父さんに何をしてあげればいいだろうって悩んだりもするし。心配する範囲が変わった。
活動してても周りに大人しかいないから、否応なく成熟していくみたい。
もう甘えていられないな、いつまで子供じゃいられないなって思う。
かと言っていつもおとなしくしているわけじゃないから。”



【遊べないことへの未練】
”高校生の時が一番忙しかった。「ミスター」が流行って忙しくて、日本でも活動している時だった。
だから振り返ってみると、高校の時の友達は2人しかいない。3年間通ったのにたったの2人。
中学3年生の時に転校して来て、ソウルには友達が1人もいなかった影響もある。
初めて転校した日、とうすればいいんだろうと思った。
しかも学校では、私が芸能人としてデビューするということが知られていた。
学校に行くやいなや 「君がKARAかい?」って言ってくる子も多かった。
当時は関心を持たれるのが初めてで隠してたから。恥ずかしくて。
まだだよ、まだ練習生だよ、って言いながら。

ところがデビューすると、本当にたいした関心を受けなかった。
人より幼い頃にあまりに多くの事を早く知ってしまったみたいで、たまに嫌になる時もあった。
でも同じ年頃の友達が経験できない事に接したから、貴重で価値あるものを、人よりもたくさん得たんだと、違った考え方をする場合も多くなった。
とにかく振り返ってみると、私には学生時代がほとんとないけと、代わりに貴重なものをたくさん得たから今の私が同じ年頃の人みたいに自由に遊べないことも我慢できる。
もちろんそれなりに自由に遊ぶには遊んだけと、おもいっきり遊びまくることはできないから。”



“いつかは私もお芝居のような個人活動をしたい。
そうは言っても、いつも他のことより今の仕事を一生懸命しようと努めてる。
いつまでもそうはできないだろうが、今はチームの中にいる限りチームの活動を一生懸命するつもりだ。
何より欲張らないようにしている。
今これができないから、いついつまでに準備しなさゃ、とは考えないようにしている。
それよりは今の仕事を一生懸命する方が重要だ。
6年間、欲張らないことが一番重要だと感じた。
これほどもらったのだから、もっと上手くやらなきゃってならなくても全然大丈夫だと思う。 他の活動なら、すばらしい作品に出会って演技したい。
何度もやってみたが、演技の授業を受けるのが面白い。新しい自分に出会うかのようだ。
もちろん演技は難しい。
(仕事として)作品活動をするわけじゃないからただ面白かったが、授業を受けるたびに難しいと感じる。
難しく考えれば考えるほとさらに難しく感じるし、また簡単に考えれば簡単だけど、簡単に考えすぎると台無しになるから。
配役をもらうなら可愛い役? まだ私自身もそんな姿の方が自分によく似合うと思う。
周りの人は成熟した姿もよく似合うと言うが、まだ私の年齢では可愛い方がよく合う。20歳だから。”



【ありがたい日本】
”1月に東京ドームでコンサートをしたが「わあ、私いつかまたこんな所に立てるんだろうか」と思った。
本当に「最高」だった。
東京ドームに4万人を超える人達が、私たちを見るために座っているんだと思ったら…ふぅ。
こんな人気もなくなることがあると思う
と本当に虚しいなあって考えながら、あの時本当に一生懸命に公演した。(日本語の「虚しい」という否定的な感じよりは、「無常」というニュアンスででょうね。)

日本のファンには本当に感謝している。
なにしろ国籍が違うじゃないか。
しかも私たちが他の国で活動しているときでも、かまわず韓国にいらっしゃったり、韓国の音楽番組も見にいらっしゃったり、私たちがとこに行っても何をしても応援してくださるから本当に感動した。
感謝しながら不思議な感じもして、不思議に感じながら感謝もしたり。

日本ツアーの時は、各地方の美味しい食べ物を食べる楽しみが大きい。東京とはまた違う。
地域ごとに特有の食べ物が多く、地方ごとの有名な食べ物を食べるのを楽しみにメンバーたちと楽しく過ごしている。
日本で外を歩き回っても特に不都合なことはない。
地方によってはたくさんのファンが私たちを探して集まってくる所も、そうでない所もあるけと、マネージャさんたちと警護員の方々がうまくやってくださるから。
そして私はファンがたくさん集まって来ても不都合なことはない。
ファンにもう一度挨拶したい。感謝してるし好きよ。”



【本当のライバル】
”私が思っているライパルは他のグループではなく、一緒に活動しているメンバー達だ。
正直言ってメンバー達といる時、ライパル意識を感じる。
メンバー達はそれぞれ最も近くて親しい関係だが、むしろだからこそライパル関係だ。
メンバー同士で競争しなければ、チームがよくならないんじゃない?
競争もせずにただ自分のことだけをするのは味気ない。
チーム内でも誰かがきれいにすれば、私もきれいにしなさゃって思う。
そんな風にみんなが考えれば5人みんながきれいにするじゃない。
とは言ってもねたみや嫉妬ではない。
「うわ、きれいだあ。私もこんな風にして~」っていう程度の競争意識?

他のグループは正直よく分からない。
最近はテレビを見ないので、誰が誰なのかも分からないし、誰が活動してるのかもよく分からない。
知ってるガールズグループの友達が、カムバックするときくらいしか音楽放送を見ないので、他はよく分からない。
インターネットで検索したりはするから見ることは見ている。
見ながら「あ、きれいだ。あ、上手い」っていう程度だ。
他のガールズグループのメンバーと言っても、私より年上の人が多いから競争というよりは、こんな人がいるんだなっていう程度で見ている。”




―ジヨン雑誌取材より