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佳 羅 体 育
スポーツ施設は都心の近くに！
―「日ハム新球場」で改めて考える―
プロ野球の『北海道日本ハムファイターズ』（日ハム球団）に拠る「2023年開業を目途に新球場を建設、現行『札幌ドーム』からの移転を検討」旨の話が一部新聞に載ってから２箇月近くに成ろうとしております。――「スポーツ施設（主にプロ用）の在り方」について、一知人（北海道在住）の話を通して考えます。
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こう成る事だと思ったね。日中に陽光が殆ど入らない上に、観覧部が高い位置に在って急傾斜で、其で居て、１日800万円の使用料に加えて入場者２万人超で１人につき400円の追加料金、広告収入や売店収入も殆ど札幌市当局に召し捕られるって聞いてる。
でも考えてみたら、一番の悪は札幌市当局、札幌ドームの５割強の株を持ってるから。だけど、日ハム球団も、サッカーの『コンサドーレ』（コンサ）も、札幌ドームの株主に成ってないんだもん。プロスポーツの運営会社が、本拠地として常用している施設の経営に主体的な責任を持って参加出来ないのは、奇怪しいよな。
だからね、先ずは日ハム球団と云うより日ハムグループだね、其とコンサの親会社群とで徒党を組んで札幌市と交渉して、市が持ってるドーム株の大部分を買って、年間試合数に応じて一に日ハム・二にコンサと云う格好でドームの大株主に成って、試合の広告収入や売店収入を殆ど此の二者のものにする様にしないと。『横浜スタジアム』の運営会社を子会社とした『ディーエヌエー』（ＤｅＮＡ）の実例も在るから、出来ない事じゃあ決して無い。…余談だけど、是は『東京ドーム』と『読売巨人軍』との関係についても言えるんじゃないかなぁ。
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新競技場、其の場所の事だけど、ずばり、ＪＲの苗穂工場とやらを札幌以外の場所へ移して、其の跡地を再開発して、出来たら野球用とサッカー用、後者はラグビーやアメフトにも使える様にして、此の二つを繋げる形で開閉式のドーム屋根、と云う格好にして、そうそう、新幹線の駅、今の札幌駅を利用は無理ってＪＲが言ってる、其も苗穂工場とやらの跡地に持って来て、其の隣に新競技場、にすると一番良いよね。都心から歩こうと思えば歩ける所だし、新幹線の利用客も沢山、確実且つ日常的に確保出来る事だし。観客も３万人じゃ足りない。35,000人ずつは要るよな、日本選手権や国際試合も考えたら。
スポーツの施設は、芸術に関してもそうなんだけど、都心に近い所に在るべきものなんだよね。東京ドームや「国立競技場」を見ても判るだろーけど。プロスポーツのホームタウン、其の都心で働く人達が仕事帰りに繰り出して其の序に、と云う考えでないと。北広島市長とやらが「新競技場を おらが街に」旨表明したと聞いてるけど、あれは邪道。日ハム球団もコンサも、ホームタウンは飽く迄札幌だし、先ずは札幌の都心で働く人の事を第一に考えないと。
2023年開業が目標と聞いてるけど、新幹線札幌駅の開業に合わせて７～８年遅らせて、其の序に冬季オリンピックの招致とやらも１回か２回、見送ってでも、新競技場の方を優先しろ、と言ーたいね。オリンピックは持ち回り式の一時的な宴、対して団体のプロスポーツは毎年やるからね。
ＪＲの苗穂工場、100年以上在る其を他の街へ移すのは、ＪＲにとっては辛く悔しい事かも知れないけど、地方線の維持とかで あっぷあっぷに成ってると云う、其処からの起死回生、そして北海道全体の均衡が摂れた発展の為には、ＪＲ工場を他の街に置いて其を軸に鉄道関連の産業を廻りに集積させて、苗穂の跡地に新幹線の駅と新競技場の方が良いんじゃないかな。
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先ずは札幌の都心で働く人達が束に成って、札幌市と日ハムグループとコンサの親会社群に札幌ドーム株式の売買の件を働き掛けて、株式の大半が日ハムとコンサに渡るのを見届けてから、其の三者そしてＪＲ北海道にも、今の札幌ドームに代わる新競技場を都心に近い場所・ＪＲの苗穂工場を札幌以外の場所へ移して其処に新幹線の駅と一緒に作れ、式の攻勢を掻けるべきだね。其の４者宛にメールを集中的に送る也して。…オールスター戦も終わったし、一日でも早く仕掛けないと。
▲本文の作成に際しては、『ウイキペディア・フリー百科事典』を一部で参照しております。
今回、参照した其の他の文献（何れもインターネット・ホームページ）
『北海道新聞』2016年5月24日 6:30
『夕刊フジ・ザクザク』（産経デジタル）2016年5月 24日、26日
『日刊スポーツ』2016年6月14日 10:53
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